危機を生き抜く知恵と勇気が 商工交流会 企画紹介②|全国商工新聞

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【パネルB】私の経営改善

コーディネーター 駒澤大学准教授 大前智文さん
9月12日(金)午後6時~8時
鈴木正己さん(右)の工場「木のすず」を訪ねた大前智文准教授=2024年11月16日

 創意工夫を凝らした経営実践や経営改善などを学び合い、経営意欲を高め合います。パネリストは、鈴木正己さん(長野・上伊那民商、木工家具)、榊原晋さん(愛知・昭和天白瑞穂民商、土木・舗装工事)、大輪裕子さん(東京・板橋民商、ガーデニングコーディネーター)の3人。
 鈴木さんは、国産の無垢材を使ったフルオーダーの家具作り・オーダーキッチンを製造。各種機械を導入し、生産性を上げ、ニッチな需要を捉え、大手他社に負けない経営をしています。
 榊原さんは、駐車場の補修工事やブロック擁壁などを請け負い、堅実で丁寧な仕事で、お客との信頼関係を築いてきた努力が、利益確保に結びついています。
 大輪さんは本紙4面「紙上経営セミナー」で「花とみどり」をテーマに連載。生業のガーデニングは、力仕事がベース。男性職人と互いの利点を生かし、付加価値を創出。女性の視点で仕事を増やしています。

【分科会企画13】民主的な税制・税務行政

助言者 立命館大学教授・日本租税理論学会事務局長 望月爾さん
9月14日(日)午後1時~3時

 不公平な税制と強権化する税務行政の実態を学習・交流し、秋の臨時国会で焦点となる消費税減税やインボイス(適格請求書)廃止の展望、納税者の権利憲章の重要性を深め合います。
 助言者の望月教授=写真=は①生存権・最低生活費非課税を納税者の権利として権利保護法に盛り込む台湾への視察を報告。デジタル化の下、各国で進む納税者の権利保護の最新動向②消費税中心、大企業・富裕層優遇の税制を転換する重要性―について話します。
 佐伯和雅税理士が、相次ぐ「経費否認調査」の事例と問題点を報告。「STOP!インボイス」呼び掛け人の小泉なつみさんが、1万人のインボイス実態調査と今後の取り組みを特別報告します。

>>多彩な企画 商工交流会申し込み受け付け中 企画紹介①

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