「JR五泉駅(新潟県五泉市)から離れた地域に、こんなに飲食店があるなんて驚いた」「行ったことがない店に行けて楽しかった。これから常連になるかも」―。新潟・新津民主商工会(民商)は7月16日、「第8回五泉夜の街オリエンテーリング」(五泉夜オリ)を開催。12店舗118人が参加し、平日(水曜)の夜の街に、にぎわいを生み出しました。
「これから常連になるかも」


五泉夜オリは、参加費4千円で、指定された3店舗を回ります。2時間以内に指定されたコース通りにゴールすると、参加店で使える飲食券やボトル券などが当たる抽選会に参加できます。今年は2店の新規参加店を迎え、会外から参加した全6店が商工新聞読者になりました。参加者は、例年より若い人や女性が多く、近隣民商からも多数参加しました。
午後7時。料飲街に設けた特設会場近くの線路の踏切が開くのを合図に、参加者は一斉にスタート!夜の街に繰り出していきました。新潟県に熱中症警戒アラートが発表され、五泉市も熱帯夜となりましたが、市内の馬場町と本町地域を舞台に、昨年を上回る参加者が、汗をかき、マップを見ながら、店探し。目当ての店に入ると、冷たい飲み物、おいしい料理を楽しみました。
初参加者の一人は「駅から離れた地域なのに、飲食店が多いことに驚いた」。別の一人は「今まで入ったことのない店に行けて楽しかった。これから常連になるかも」など新鮮な感想が。参加店からも「大勢のお客さんから追加注文があり、夜オリ終了後にも来てくれた」「お祭りみたいで、にぎやかで楽しい」と好評でした。
ゴール後の抽選会では、特等5千円分の食事券が当たると、歓声が。特等を当てたグループをはじめ多くの参加者が4次会、5次会へと繰り出し、平日にもかかわらず、「熱帯夜の街」は日付が変わるまで、にぎわいました。