草刈り機の事故と熱中症を防ぐ 新潟・魚沼民商建設業者部が体験談交え安全講習|全国商工新聞

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体験語る技能講習が好評
新潟・魚沼民商 建設業者部 厚労省基準に基づき

刈払機の刃の交換方法を説明する建設業者部長の笛木壮さん
規定通りに講習カリキュラムを終えて笑顔の参加者

 「刈払機(草刈り機)の取り扱い実演や、建設現場で熱中症になった実体験など、説得力ある講義が良かった。今後も、いろんな技能講習をしてほしい」―。新潟・魚沼民主商工会(民商)建設業者部は6月14日、「刈払機取扱作業者安全衛生教育講習&熱中症予防管理者労働衛生教育講習」を開き、7人が受講しました。講師は、建設業者部長の笛木壮さん=建築板金=が務めました。

 「刈払機取扱作業者安全衛生教育」とは、刈払機を使用する労働者に対し、事業者がその危険性や安全な使用方法、事故防止対策などを教育するもの。厚生労働省は通達を出し、業務として刈払機を取り扱う者には受講を推奨しています。
 「熱中症予防管理者労働衛生教育」も、厚労省の通達やガイドラインに基づくもので、事業場で作業を管理する立場の人が、職場における熱中症の仕組み・予防対策・緊急時対応などを体系的に学び、現場の管理・指導するための労働衛生教育です。講習時間は「刈払機」6時間、「熱中症予防」は3.75時間と定められています(図)。

 魚沼地域では、老若男女問わず、多くの人が刈払機を使います。円盤のノコギリ刃が高速で回転しており、死亡災害に至ったケースもあるため、正しい取り扱い法を理解し、点検・整備することが必要です。笛木さんは昨年、現場で熱中症となり、3日間の自宅療養を余儀なくされ「熱中症について、皆さんによく知ってほしい」との思いもありました。
 受講料は、テキスト代、お弁当・飲み物代込みで7千円として、受講者を募りました(新潟労働局長登録教習機関で受講した場合、2テーマの受講料は計1万7900円)。
 午前8時半から午後3時までは、刈払機の講習。笛木さんがテキストに基づいて講義し、使用上の注意や、点検・整備の方法、振動障害の予防などを学びました。その後、屋外で、自前の刈払機の円盤ノコギリ刃の交換などを実演しました。午後3時からは、熱中症講習。苗木さんは自らの体験を交えて、症状の特徴や予防法、応急処置を講義しました。午後7時、安全衛生教育講習カリキュラムを規定通りに終えることができました。
 参加者からは「実際に体験した人の話は説得力があった。自らの言葉で話してくれ、とても分かりやすかった」「次は『玉掛け技能講習』をやってほしい」「『小型移動式クレーン技能講習』も、ぜひ」などの声が寄せられました。参加者の要望がハイレベルになっていますが、笛木さんは「ぜひ、やりましょう。みんなが知恵を出し合えば、できないことはない」と張り切っています。

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