インボイスが無くても大丈夫 民商会員が機敏に対応|全国商工新聞

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オークション参加可に
長崎・島原民商 Sさん=自動車整備・販売・修理

 長崎・島原民主商工会(民商)のSさん=自動車整備・販売・修理=のもとに10月20日、取引先の中古自動車のオークション会社から「インボイス登録が無くても中古車を購入できる」との、うれしい通知が届きました。
 オークション会社からは、10月1日のインボイス実施に伴い「登録していないと、取引ができない」との通知が。Sさんは、その事実を、NIB長崎国際テレビの取材で語っていました(9月28日夕方のニュースで放映、10月30日号3面既報)。
 その後、事態は急転。オークション会社から突然、「インボイスの登録が無くても落札できる」との通知がファクスで届きました。Sさんが確認のため連絡すると、「税理士と相談した結果、インボイスの番号が無くても、車の購入ができることになった」とのことでした。
 Sさんは「オークション会社の取引先は、全国に相当いると思う。登録している業者と登録していない業者を分けること自体おかしいと思っていたが、インボイスの登録が無くても購入できることになり、良かった」と喜んでいます。

全商連リーフ示し交渉 「値引きしない」と約束させる
愛媛・新居浜民商会員=燃料販売

 愛媛・新居浜民商では、燃料販売業の会員が、全国商工団体連合会(全商連)が作製した「インボイスの登録する?しない?」リーフレットを活用して、取引先と交渉。インボイス制度が開始した後も「1割分の値引きをしない」と約束させ、「ありがとう。解決したけん」と喜びの報告がありました。
 民商のインボイス学習会に参加し、民商会館に来るたびに、疑問点を何度も尋ねていました。インボイス制度が始まると、「『取引先から番号が無かったら1割を引いて支払う』と言われた」と民商に相談。事務局員は全商連のリーフレットを使い、「8割控除」などの経過措置があることや公正取引委員会の「考え方」を示し、「独占禁止法上、問題となる恐れがある」と説明しました。
 会員は後日、リーフレットと、「公正取引委員会が一方的な1割カットをした企業に注意を行った」との記事が掲載された地元紙を持参して、取引先を訪問。説明した結果、「経過措置に従うので、1割カットはしない」との文書を受け取りました。

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