『第22回中小商工業全国交流・研究集会』 主な内容や魅力を紹介<第2回>|全国商工新聞

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【パネルA】
小規模事業者を支える自治体の役割

コーディネーター 岡田知弘・京都橘大学教授
9月2日(土)午後4時半~7時

 コロナ禍や物価高騰で事業者の暮らしと経営が苦しさを増す中、自治体の役割発揮が切実に求められています。そのよりどころとして、私たちが要求し、広がりつつある「中小企業振興基本条例」が輝きを増しています。
 パネリストとして、京都府与謝野町職員も参加予定。同町は、2012年に制定した同条例を基に、地域振興に役立つ先進的な取り組みを行っています。22年には、町内の事業者・住民への調査に基づいた地域経済分析に取り組み、直面する課題と持続的発展の道筋を考察しています。
 パネリストの紹介する豊かな経験を共有し、事業者の前向きな取り組みが地域経済に好循環を生み出すことを再確認し、自治体の役割を深め合います。

【パネルB】
危機に負けない 私の経営改善

コーディネーター 山下紗矢佳・武庫川女子大学専任講師
9月8日(金)午後6時~8時半

 コロナ禍を乗り越えて、待ちの姿勢ではなく、中小業者自らがつながりを広げる経営姿勢・実践を交流します。小規模事業者ゆえの事業の強みや、地域を支える存在意義(価値)、地域(市場、取引先)に愛される経営の在り方を学び合います。
 予定されている報告は、「顧客と地域のニーズに対応した美容サービスを提供し、コロナ禍でも売り上げアップ。福祉事業所と連携しアロマオイルの新製品を開発」「塗装だけでなく、住まいに関わる小さな修理も率先して引き受け、何でもできる街のペンキ屋」―などです。コーディネーターの山下さんを交え、今後、どのような経営努力をすべきか、その方向性をつかむ機会とします。


 >> 『第22回中小商工業全国交流・研究集会』 主な内容や魅力を紹介<第3回>

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