インボイス制度の実施延期など 「与党に働き掛けている」 神奈川県連など重税反対実行委 団体訪問で対話弾み 県で意見書採択めざす|全国商工新聞

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県商工会議所に申し入れをする県連の富塚昇会長(中央)ら

 消費税廃止神奈川県各界連絡会と「3・13重税反対統一行動県実行委員会」は「インボイス制度の実施延期を国に求める意見書を上げる請願」を県議会に提出するため、団体署名を集めています。4日は神奈川県労働組合総連合、神奈川県建設労働組合連合会、神奈川県民主医療機関連合会、消費税をなくす会、民主商工会(民商)の5団体8人が参加し、商工会議所や建設業協会など18団体に申し入れました。
 県中小企業団体中央会では「インボイスは事業者にとって実務負担が大変だ。インボイスへの対応が大変になるので中止してもらいたい。商工会議所や商工会と一緒に与党に働き掛けている」ことが話されました。「一致点で共同して、運動を広げたいですね」と話すと「そうですね」との言葉が返ってきました。
 また、建設業協会や横浜商工会議所、県商工会連合会、税理士会が導入に「反対」「中止」「延期」などを求めていることを紹介すると「役員会に要請の件を報告する」と約束してくれました。
 飲食業組合や伊勢佐木町商店街では「要請を検討する」、シルバー人材センターや司法書士会は「役員に伝える」と話しました。
 今後も団体署名への賛同を広範な団体に要請することにしています。

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