融資活用して事業継続を 信金職員招き懇談|全国商工新聞

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鶴岡信金の融資担当者を招いて行われた金融懇談会

 山形・鶴岡民主商工会(民商)は先ごろ、鶴岡信用金庫の融資担当者を招いて金融懇談会を開き、15人が参加。ざっくばらんに意見を交わしました。
 冒頭、菅原健一会長が、「消費税が10%になって非常に厳しい。今後さらに厳しくなるだろう。前向きな資金対策を講じるために、役立ててほしい」とあいさつ。
 信金担当者から、山形県商工業振興資金の利用の手順や、返済計画のポイントについて説明を受けました。
 参加者からは、基本的なことから、ちょっと踏み込んだ内容まで、たくさんの質問が出され、一つ一つに答えてもらいました。
 「赤字続きでも事業は続けられる。つぶれない会社というのは、銀行が貸し続けられる計画性のある会社のこと」「産業が衰退しているので事業承継は手厚くなっている。使える制度がたくさんある」「融資に年齢制限はないので70代でもぜひ」と、長引く不況で利益確保に悩む業者を励ます話がありました。
 金融懇談会は3年ぶり。同信金では昨年10月から法人サポート部を立ち上げ、企業支援に力を入れています。
 参加者は、終了後、講師と名刺交換などを行い「つながりもでき、いい懇談会だった」と感想を話していました。

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