「町をつぶすな」 思い看板に|全国商工新聞

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福島・東石民商 Kさん=塗装

 この業界に入って50年。福島県全域で家屋から公共事業の塗装まで手掛けています。施工管理の資格を生かし、リフォームの依頼などにも対応し、お客さんの要望に応えています。塗料に敏感なお客さんにも配慮し、壁だけでなく室内への影響を考えた“空間を塗る”商売を心掛けています。
 消費税率10%への増税で、仕入れ代金は上がったものの、値段は据え置きにしました。400軒くらいのお客さんがいますが、お客さんとの関係を大切にしているからこそ、値段を上げることに申し訳なく感じ、2%分は身銭を切っています。どれくらいになるかは分かりませんが、負担は確実に大きくなっています。
 私の所属する民商の班では、自分たちの意思で「消費税10%NO! 町をつぶすな!」の看板を作製し設置しました。5%に戻せの署名は集めていますが、家族内などまだまだ狭い範囲にとどまっています。「政府が言っていることだから、しょうがない」という話も聞きますが、10月以降、買い控えが起きています。多くの人たちに「10%NO!」の意思表示をして、運動を広げ、署名を集めたいとの思いを込めました。
 消費税の税率が上がると、最終的にお客さんに負担を掛けることになり、申し訳ない気持ちが大きくなります。消費税は、まず5%に戻し、なくした方がいい税金です。

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