水漏れで半年休業の海鮮居酒屋が再開 民商の仲間・常連が大歓迎「憩いの場守りたい」|全国商工新聞

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東京・板橋民商尾川和哉さん=「元水産」

店の再開を喜ぶ尾川さん(左)と民商の仲間
人気メニューの「しらすと桜エビの卵焼き」(税込み440円)

 「お店の再開、待ってたよ」「リニューアルオープン、おめでとう」―。店舗の水漏れで約半年間、休業を余儀なはじめくされていた東京・板橋民主商工会(民商)の居酒屋「元水産」が先ごろ、営業を再開。民商の仲間や常連たちから大歓迎されました。店主の尾川和哉さんは「地元の人たちが気軽に来てくれる癒やしの場であるように、頑張っていきたい」と決意を新たにしています。

 鮮魚店を経営していた父親の故・一男さんが21年前に開業。その名の通り、刺し身が人気の海鮮居酒屋でした。2024年に一男さんが他界してからは、和哉さんが1人で切り盛りするようになりました。
 「実は、魚アレルギーがあるんです(笑)。今でも刺し身も提供していますが、試行錯誤しながら提供しています」
 串焼きや揚げ物、サラダなど、安くて、おいしく、お酒に合うメニューがそろっています。
 水漏れが発覚したのは2月中旬。マンションの1階にある店の天井から水がしたたり落ちてきて、ポリバケツを置くと、すぐ満杯に。「漏電したら、どうしよう…」と不安に思っていた矢先に、ブレーカーが落ち、休業を余儀なくされました。
 2階の分譲マンションの給水管から水が漏れていたことが原因でした。2階の住人や不動産業者とも協議しましたが、誰が店舗の修繕費用を負担するかで、折り合いが尽きませんでした。
 「早く店を再開したい」と考えた和哉さんは、自費で内装などの修繕を決意。半年ぶりの再出発を果たしました。
 営業再開を知った民商の仲間は、支部や個人名で、お祝いの花輪を用意。当日は、心待ちにしていた仲間と常連で大盛況になりました。
 尾川さんは「民商の仲間には、ぐちも聞いてもらって救われました。休業していた時の仲間の励ましや営業再開のお祝いが、とてもうれしい。地域のお客さんを第一に、親から継いだ店をできる限り守っていきたい」と笑顔で話しました。

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