大阪・東淀川民主商工会(民商)のNさん=建設左官工事=は2月に発生した税務調査に対し、納税者の権利を真正面から主張。4月13日に法人税、消費税ともに納得の修正を勝ち取りました。Nさんは「やっぱり民商会員で良かった」と話しています。
Nさんが税務調査を受けるのは、3年前に続いて2回目。間隔を空けない税務調査となりました。
4月13日の調査で、Nさんが税務署員に「なぜ3年前に続いて税務調査の対象になったのかを教えてほしい。納得できない」と迫ると、署員は「怪しいところがあって来たのではない。前回の調査以降、帳簿をきっちりと作成しているか、確認しに来た」と回答。Nさんは「前回も、大きな修正や指摘を受けたわけではないから、その回答では納得できない。いつも帳簿はきっちりしているし、自信がある」と主張しました。
「3年前の調査の際、担当署員に携帯電話を教えている。なぜ連絡もなく、会社に来たかを教えてほしい」と追及するNさんに、署員は「携帯電話の情報が署になく、事前通知をするために来所した。突然の訪問になり、精神的苦痛を与えてしまい、申し訳なかった」と陳謝しました。
Nさんは「民商の仲間の立ち会いを認めてほしい。税務の専門的なことは分からないし、何よりも不安だ」と主張。署員は「税務調査の時に同席を許されるのは、税理士だけだ。このままだと、税務調査を進められない。席を外してほしい」と強弁したのに対し、Nさんは「ほな、今日は帰ってもらって結構です」と突き放しました。
立ち会った民商の役員と事務局員が「1時間に1度休憩を取り、その間に質問事項や、分からないことを共有するのはどうか」と提案すると、署員も納得し、一部立ち会いを認める形で調査が始まりました。
Nさんは3年前の税務調査時から、帳簿に自信を持っていました。今回の調査でも、総勘定元帳や領収書、請求書、通帳の全てを開示し、税務調査に臨みました。
売り上げや仕入れ、外注と確認が進みますが、問題は全く出てきません。署員は「全体的にきっちりされていて、大きな問題はありませんでした」と帳簿を認め、1日で税務調査が終わりました。
Nさんは「経理上のミスを一部指摘されましたが、法人税、消費税ともに、納得のいく額の修正で終わることができたのは、前回の経験があったからです。民商の会員で良かった」。ホッとした様子で語りました。

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