愛知で豪雨、民商会員の店・工場も浸水 名古屋北部民商が被害把握・支援|全国商工新聞

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浸水被害のあったIさんが営む美容院の店内

 9月8日に愛知県一帯を襲った豪雨災害では、軽傷者38人、一部損壊10棟、床上浸水396棟、床下浸水605棟の被害が生じました。多くの会員が被害に遭った名古屋北部民主商工会(民商)は、被害状況を集約しています。
 名古屋市西区で美容院を営むIさんは店内が30センチほど浸水し、シャンプー台が故障。休業を余儀なくされています(9月27日時点)。
 同じく北区大曽根で美容院を営むKさんは店が5センチほど浸水。予約客を断って掃除しました。「浸水被害は3回目。止水板を設置していたが、車が通ると、水が入ってくる。シャンプー台の下に電源があり、保険業者に”時間がたってから、壊れるかも…”と話すと『参考にします』と言っていた。止水板設置などへの補助があると、ありがたい」と公的支援を求めました。
 北区で介護事業所を営むGさんは、あま市の七宝町を訪ねていた時に車が冠水。「JAF(日本自動車連盟)を呼んだが、水量が多くて近づけず、近くの美容院で待機させてもらった。バッテリー取り換えに3万5千円、車内クリーニングも必要だ」と話しました。
 あま市甚目寺に工場を持つYさん=鋼材加工販売=は、工場前の用水路があふれ、膝くらいまで浸水。移動させた機械は無事でしたが「水に漬かった機械が動くかどうか…。甚目寺の区長は『土地が低いから、対策のしようがない』と言っていた」と不満を口にしていました。
 聞き取りでは「大丈夫でした」「心配してくれて、ありがとう」と話す会員が大半でしたが、個人事業主や家族経営は片付けだけでも大変です。県は、床上浸水被害に対して災害見舞金を1世帯当たり2万円支給すると決めましたが、民商では「住居や店舗の片付けで休業を余儀なくされた事業者への見舞金も必要では」と話し合っています。

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