「消費税は法人税の穴埋め」に怒り湧き 各界連宣伝|全国商工新聞

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シール投票では「消費税減税に賛成」が賛同を集めました

 全国商工団体連合会(全商連)も加わる消費税廃止各界連絡会は10月24日、東京・JR新宿駅の東南口広場で、消費税の減税やインボイス(適格請求書)廃止を求める定例宣伝を行いました。署名14人分が寄せられ、シール投票に応じた22人全員が「消費税減税に賛成」と投じました。
 全商連の岩瀬晃司副会長は「物価高で国民が苦しむ中、総選挙で『非公認』にした裏金議員にも、2千万円もの政治資金をこっそり渡す政党に政治は任せられない」と訴え、「消費税の税率を5%以下に引き下げ、インボイスは廃止させよう」と呼び掛けました。
 神奈川県内在住の大学生は「一人暮らしで、食費や光熱費が負担になっています。『103万円の壁』があり、アルバイトのシフトも増やせない」と切実な状況を語り、「物価上昇を抑えるため、消費税を減税してほしい」と署名のペンを執りました。
 「消費税のことをネットで調べていた」と話す東京都内在住の男子バレーボールの選手は「消費税が、法人税の穴埋めに使われていると知り、怒りが湧いた。頑張ってください」とエールとともに、署名しました。

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