2024年3月31日全商連第3回理事会|全国商工新聞

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危機打開の運動と助け合いの学習相談を強め、全商連第56回総会を拡大運動の高揚で迎えよう

 1、全商連第56回総会が目前に迫りました。総会方針案や私たちの要求案を全会討議で深め、運動・組織の前進をめざす実践に生かします。総会の成功は何といっても拡大運動の高揚にかかっています。総会表彰基準を励みに会勢の全国増勢をめざし、すべての組織が奮闘します。

 2、春の運動では2月に読者と会員の全国増勢を実現しました。2月末時点で昨年度末から増勢にしているのは読者で63民商、会員で65民商です。
 前進面の一つは、インボイス制度の廃止をめざす民商の姿を伝え、会外業者を対象にした学習相談を広げたところで仲間を増やしてきたことです。二つは、拡大リレー・拡大駅伝やブロックでの情報交換、合同宣伝を県連に結集して成功させ、読者前面の拡大で底上げを図っていることです。三つは、事業承継や起業の際に世代間交流を強め、民商が実現した生活・経営・税金での多彩な実績と魅力を伝えて確信にしていることです。四つは、総合力を高める支援を生かして、共済会加入者や婦人部員、青年部員の独自のつながりからも紹介を広げ、仲間を増やす力にしていることです。
 力を合わせた要求実現を原点とし、要求運動と組織建設を一体として進めることで、民商・全商連の存在意義を高め、新たな前進への展望を切り開きます。

 3、2024年3月末と第55回総会時現勢から、会勢前進にむけて節目ある拡大目標を明らかにします。142万人の免税業者がインボイス登録し納税を迫られることになりました。社会保険料や国保料・税で過酷な徴収に苦しめられ、全商連へメールや電話での相談も増え続けています。「ゼロゼロ融資」の返済や物価高騰が続く中で、商売の維持・発展への模索も広がっています。紙媒体とHP・SNSを組み合わせて大規模な宣伝・対話と相談会活動に打って出ます。
 読者前面の拡大と「読者から入会」の活動を具体化します。購読や入会の対象者紹介を広く呼び掛けます。新会員歓迎学習会や班長学習会で民商の多彩な魅力を実感できるようにします。会員の要求を掘り起こし、悩みや問題の解決へ力を合わせる班・支部活動を強め、所属と行動参加を増やします。多くの民商や県連の総会開催も生かして、拡大に仲間の知恵と力を結集します。

 4、総会方針案は、中小業者・国民をめぐる情勢の大局を示すとともに、今後2年間の運動方向を提案しています。全国の英知で練り上げつつ、会勢を前進の軌道に乗せ、切実な要求の実現に集団の力を発揮します。この立場で、全商連は4月13日(土)に「拡大運動全国交流会」を開き、パネル討論を行います。総会めざす拡大運動の週報と特別日報に結集して団結を強めます。仲間を増やして笑顔で総会を迎えられるよう、力を合わせましょう。

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