一人一人の影響を討議 岐阜・各務原民商青年部 「声広げよう」とインボイス学習会|全国商工新聞

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資料を見ながら、インボイスの影響を話し合う各務原民商青年部の部員たち

 岐阜・各務原民商青年部は先ごろ、会員宅で「インボイス学習会」を開催し、7人が参加。野村和義会長=スクリーン印刷=を講師に、消費税インボイス制度が中小業者に与える影響を学びました。
 野村会長は、「インボイス制度が実施されると、課税業者は、売り上げ1千万円以下の免税業者から仕入れた場合、仕入税額控除ができなくなる。免税業者は、課税業者として届け出て、消費税を納めるようにしないと、取引から排除されかねない」と説明。青年部長の波多野翔大さん=映像企画=も説明に加わり、一人一人にどういう影響があるのか、討議しました。
 3月に入会したばかりの波多野和也さん=左官=は「『インボイスってなに?関係あるの?』って思っていたし、文章で読むだけだと、よく分からんけど、会長の説明を聞いて納得した」と話しました。
 民商青年部では、もっとたくさんの人にインボイス制度のことを知ってもらい、「インボイスをなくさなあかん!」の声を広げるため、今後も学習を強化する構えです。

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