空気清浄機購入し対策 京都府の感染防止補助金を活用|全国商工新聞

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「安心してお店に来て」

補助金の決定書を手に喜ぶ山田さん(左端)。婦人部の仲間に声を掛け、活用を勧めています

 京都・山科民主商工会(民商)会員で、「カラオケ アポイント」を営む山田寿子さんは、京都府の「コロナ対策事業再出発支援補助金」を活用して、新型コロナウイルス感染症予防のために、空気清浄機2台を購入しました。8月下旬に約8万円が入金され、「お客さんに安心して来てもらいたい」と張り切っています。

 同補助金は、京都府内に事業所を有する中小業者や小規模事業者・個人事業者などが、「新しい生活様式」に対応して感染防止対策をする経費について、全額を補助するもの(上限10万円)。アクリル板・透明ビニールカーテンの設置や検温器の購入、キャッシュレス決済の導入経費などが対象です。
 「カラオケ アポイント」は1986年開業。昼間は喫茶店として営業し、近隣の常連さんの集まる場になっていました。しかし、新型コロナ感染症拡大後は客足が減少。緊急事態宣言解除後、店を再開しましたが、客足は戻らず、「営業を続けていくためにも、感染予防対策をどうしようか」と悩んでいたとき、取引先から高性能の空気清浄機を紹介され、購入。同時に民商に相談して、すぐに補助金を申請し、2週間ほどで入金となりました。
 お店では、マイクの本数を増やし、距離を取って座ってもらい、マスクや手洗い、消毒など、安心して歌える工夫を徹底しています。「空気清浄機が入ったことで、コロナ対策したから、また来てな、と常連さんに言える。頑張って商売続けていきます」と山田さん。「商売は自分のことなんだから、人任せにしちゃいけない。頑張っている民商の仲間たちと制度を学んで活用して、みんなにも知らせてあげたい」と話しています。
 京都府は、同補助金に加え、感染防止策と業務改善の経費に対し、小規模事業者に補助率3分の2で上限20万円(中小企業者には補助率2分の1で上限30万円)を補助する「応援補助金」も創設。二つの補助金を重複して活用することもできます。当初8月末の締め切りでしたが、「納品や工事が間に合わない」という声を受け、募集期間を10月16日まで延長しています。

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