【支援制度の周知・徹底に関する国会質疑・答弁例】
大門実紀史（参議院議員・共産）　非常事態にもかかわらず、融資を断られたという相談例がたくさん出ております。一番多いのは条件変更に関わるもの。３月６日に、財務大臣、経産大臣、金融担当大臣の名前で、条件変更債権については丁寧に柔軟に対応する、条件変更については迅速かつ柔軟に対応することと、（通知が）出ている。なのに、なぜまだ現場で断るという事例が起きているのか。通知が周知徹底されていないというのが一つ、もう一つは、具体的にどうしていいか分からないというのが二つ、これで目詰まり起こしている。その辺を徹底していただきたい。
麻生太郎（財務大臣）　今これをスタートさせていただいておりますので、周知の方はもう少し時間を掛けてやらにゃいかぬところだとは思いますけれども。条件の変更につきましては、基本的にはそういうのを柔軟にやって、これからというときにはもうそこで底が割れていると上に上がれませんので、そこまでもたせないとこれは底割れということになりますので、そういったところが基本だと思って、それを押さえて更に指導していきたい。