
7月17日、1時間当たり最大78ミリ、総雨量352ミリに達する大雨が群馬県太田市を襲いました。市の発表(同21日時点)によれば、人的被害1人(軽傷者)、床上浸水81件、床下浸水232件、倒木6カ所、土砂崩れ7カ所、数十台の車両被害が出ています。担当する東毛民主商工会(民商) は、会員の被害状況の把握に努めています。
廣田明央会長=機械組み立て=と森住薫事務局長は7月19日、同市内の会員8人を訪問。被災地域は、泥水が引いた後も、道路には土砂が残り、災害の深い爪痕が残されていました。飲食店を営む津久井市郎さんは、厨房が浸水し、後片付けのため、営業再開に2日ほどかかりました。
電話で連絡が取れた寺田稔さん=木製品製造加工=は、工場脇の1級河川・大川の擁壁が決壊。工場に大量の水が流れ込み「操業は、しばらく難しい」との深刻な状況でした。
同17日の午後10時ごろ、工場の横を流れる大川の擁壁が崩れて水が流れ込み「胸元まで水に漬かった」と話す寺田さん。消防署にレスキューを依頼しましたが、救助は翌18日の午前1時ごろだったそうです。何度か浸水被害に遭っていたため、日頃からブロック塀のかさ上げや工場入り口の止水板の設置など、自費で1千万円以上かけて対策していましたが「今回は過去最悪の浸水だった」と話します。
8日、森住事務局長が訪問すると、工場は稼働していたものの、10台ある機械のうち3台は動いていませんでした。お見舞いの遅れをおわびすると「気にして、来てもらえただけで、うれしい」と応じてくれました。
民商は「泥のかき出しや罹災証明書の申請、事業再開に向けた融資や各種減免の手続きまで、不安なことや困り事があれば、まずは民商にご相談ください。一刻も早い復旧と、会員が笑顔で商売を再開できるその日まで、全力で支え合っていきましょう」と呼び掛けています。

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