リアルな経験談が役立つ 名古屋北部民商 補助金セミナー開催|全国商工新聞

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名古屋北部民商の補助金セミナー

 名古屋北部民主商工会(民商)は9月26日、「補助金セミナー」を開き、12人が参加しました。北名古屋、知多北部の両民商からも参加者がいて、関心の高さがうかがえました。
 「補助金とは何か」「申請する上での注意点」「補助金申請の流れ」などの説明を受けた後、白部一臣さん=スノーボード製作=が、補助金を申請したきっかけ、申請を繰り返して補助金を獲得してきたコツなど、実践に基づく経験談を話しました。
 「会社勤務を辞めたタイミングで、スノーボード製作の仕事を始めた。お金が無かったので、ともかく補助金申請に取り組んだ」「国の補助金なので、国の政策の意図をくんで、申請書を組み立てることが大事」「小規模事業者持続化補助金では、販路開拓というキーワードに沿うことが大切」「聞かれていないことを長々と書くのはNG」「車やパソコンなど、汎用性の高いものは対象にならないので注意」…。
 参加者との質疑応答では、「白部さんの事業計画書は21ページもある。もう小論文で、こんなに書かないといけないのか」「商工会を通して申請したが、入金まで1年くらいかかると言われた。本当か」など、活発なやり取りがありました。白部さんは「とにかく申請して、やり方を覚えること。初めての申請は有利です。『実現したらいいな』などと、楽しみながら事業計画書を書いてみましょう」と呼び掛けました。

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