客とのつながりを大事に 東京・蒲田民商 料飲業者が交流会|全国商工新聞

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苦しい経営環境でも商売を続けようと交流した蒲田民商の料飲経営交流会

 東京・蒲田民主商工会(民商)は5月25日、業種別経営対策交流会(料飲業)を開催し、7人が参加しました。
 池田克憲会長・経営対策部長=機械加工=が「料飲業は、コロナ禍の協力金で膨らんだ税金に苦しめられている。コロナは収まったと言われるが、客足は戻らない。苦しい経営環境で商売を続けるための工夫を交流したい」と、あいさつ。
 参加者は「2021年に協力金を受け、所得が上がり、税金が大変だった。都営住宅の家賃も上がった。お客を増やして赤字経営をストップしたい。受けられる補助金があれば何でも受けたい」(タイ料理)、「客足が戻らない。お客に『今は忍ぶ時』と言われるが、この先どうなるか不安。インボイスも心配」(スナック)など、商売の不安を吐露しました。
 「客とのつながりを大事にして、誕生日会をしたり、店の創立記念やハロウィーン、クリスマスなどのイベントも行い、何とか持っている」「SNSを活用し、自分の店だけでなく、民商会員の店も宣伝し、相乗効果を期待している」などの経営努力を交流。「タイ料理を食べに行ってみたい」と、店を紹介し合う場面もありました。
 今後、集客につながるSNSの活用法や受けられる補助金の学習会を行ったり、他の店舗の経営を学ぼうと話し合いました。

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