コロナ傷病給付金 新発田民商が町長に要請 新潟県聖籠町9月から実施 2万5千円受給で笑顔 「仲間にも知らせたい」|全国商工新聞

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 新潟県聖籠町が9月から実施している国民健康保険(国保)に加入する個人事業主への新型コロナウイルス感染症の傷病給付金(1日当たり5千円、最大20日まで)が喜ばれています。
 新潟・新発田民主商工会(民商)のSさん=理容=も11月10日、傷病給付金2万5千円を受け取りました。「民商が町長に要請して実現したと聞いて、行政に要望をぶつけるのは大切だと思った。周りの人たちにも知らせたい」と笑顔を見せます。
 傷病給付金は、新発田民商が西脇道夫町長に要望し、中村恵美子町議(共産)が「個人事業主に傷病給付金が支給されないのは、おかしい」と町議会で何度も取り上げ、9月議会で町長が補正予算で提案し実現されたもの。2020年1月から、さかのぼって支給されています。
 Sさんは今年3月、幼稚園児の次男が園で新型コロナウイルスに感染し、本人や他の家族も感染し、自宅療養のため10日間休業せざるを得ませんでした。
 9月町議会で創設が決定した傷病給付金を知らせる新発田民商ニュースを目にしたSさんは、申請書を入手し、10月17日に申請しました。「申請書は、氏名や住所の他、療養期間や休業した日など簡単な記入で済み、保健所の療養証明書と確定申告書の控えを添付するだけで、役場窓口でスムーズに申請できた」と話します。申請から2週間ほどたった11月2日に支給決定通知書が届き、同10日に支給対象となる5日分の2万5千円が振り込まれました。
 開業して19年目のSさん。長引くコロナ禍で客足が減り、今年に入ってからは光熱費などの物価高騰で、営業はますます苦しくなっています。国の持続化給付金や事業復活支援金、町独自の物価高騰対策の補助金を活用して事業を継続させています。
 「民商の共済会からも夫婦で見舞金を受け取り、とても助かった。民商は情報を知らせてくれるのが早いし、ただ知らせるだけでなく『一緒にやろうよ』と強く押してくれて頼りになる」と信頼を寄せています。

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