経営の安定と存続を 全中連 幹事会開く|全国商工新聞

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ウェブも含め36人が参加した全中連の幹事会

 全中連は9日、衆院第二議員会館で、2020年度幹事会を開き、ウェブも含め36人が参加しました。
 太田義郎代表幹事(全商連会長)が主催者あいさつ。「コロナ禍で中小業者が十分な支援もなく廃業に追い込まれる一方、ソフトバンクが3兆円を超す利益など、大企業は業績を急回復させ、格差は劇的に広がっている。団結し、生きていくために相談・行動し、経営の安定と存続をめざし頑張ろう」と呼び掛けました。
 日本共産党の笠井亮衆院議員が国会情勢を報告。「国民が声を上げれば、政治は動かせる。困った人に優しい政治へ、力を合わせよう」と激励しました。
 岡崎民人事務局長が1年間の活動の特徴を報告し、次年度の活動を提案。コロナ危機打開、地域循環型経済への転換、消費税の5%への引き下げや複数税率・インボイス制度の即時廃止などを運動の重点として提起しました。
 加盟団体の取り組みが報告され、幹事会議案・決算案の承認の後、新年度役員を選出。
 住江憲勇代表幹事(保団連会長)が「国民生活や生業を守る政治の実現へ、役割を果たそう」と閉会あいさつしました。
 全中連は、全国商工団体連合会、全国保険医団体連合会、全国FC加盟店協会など43団体で構成されています。

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