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商売へのこだわり交流=京都・北民商

話弾む商売を語る会

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仲間の商売へのこだわりに共感を広げた北民商の「商売を語る会」

 京都・北民主商工会(民商)は9月18日、「商売を語る会」を開き9人が参加して交流しました。
 会員の商売へのこだわりを学び、それぞれの商売に生かそうと初めて開催したもの。1回目の今回は、新大宮商店街の「えびすやのパン」店主、藤原雄三さん(72)が商売を始めた経緯や感じていることを発表しました。
 藤原さんは飲食業の会社を辞め開業して約15年。養殖場で抗生物質による奇形ウナギを見たことがきっかけで、大量生産の怖さが身に染み、安全でおいしいパンづくりをめざして試行錯誤してきました。「指紋がなくなるくらいに手でこね続けた5年間が、しんどいながらも楽しかった」と振り返り、「国産の安全な食べ物を提供していきたい」「障害のある人にパンづくりを教え、独立できるパン職人を育てたい」という2本の柱で頑張ってきたことを紹介。「日本は公害や危険食品の問題を隠し、国民を捨て、企業の利益を選んでいる。原発も戦争法も食品問題もつながっていることに開業してから気づいた。『怒り』のパワーは大事ですね」と話し、共感を得ていました。
 参加者は「藤原さんのパンはかむほどに味が出ておいしいと思っていたが、納得だね」「私も飲食店で塩にはこだわっている」など感想を出し合い、話が弾みました。「語る会」は、今後も2カ月に一度継続していく予定です。

全国商工新聞(2015年11月2日付)
 
   

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