お店もお客も心待ち 夜オリで街に活気=新潟・上越民商
抽選会で当たった飲食券を手に再度街に繰り出した上越民商のオリエンテーリング参加者
新潟・上越民主商工会(民商)は9月2日、「高田夜の街オリエンテーリング」を開きました。41店舗、約400人が参加し、街に繰り出してにぎわいを呼びました。飲食店街の活気を取り戻そうと2011年から開始したもので5回目の開催。地域店舗や市民から心待ちにされています。
指定された4店舗を2時間で回り、午後9時までにメーン会場に戻るルールです。
出店者は出血大サービスでお客さんを迎えました。連続出店しているバー「トルトゥーガ」のマスターは、2種類のフードを準備し、おなかのすいているお客さんも大満足。「喜んでもらえてよかった。楽しかったと言われる企画になるようにと奮発しました」。
夜オリ用のメニュー表を作成したり、PRとメニューを記したカードを来店者に渡すお店など、飲食店街活性化に向けて積極的な取り組みが進みました。
店舗を回った後、参加者が再集合したメーン会場は大にぎわい。飲食券(1万円分1本、5000円分10本)をはじめ、参加店や協賛各社から提供された景品が当たる抽選会は、当選番号発表の度に「当たったー」の歓喜の声が上がるなど、会場全体が一つになって楽しんでいました。
初参加の女性は「すごくいい企画。行ったことのないお店が3店あり、十分に楽しんだ」と満足。男性は「初回からずーと参加しています。皆勤賞ないですか?」と常連らしく夜オリにすっかりなじんでいました。
オリエンには村山秀幸上越市長がメッセージを寄せました。
全国商工新聞(2015年10月12日付) |