経営セミナーに反響=神奈川・戸塚民商

戸塚民商の第1回「経営成長セミナー」
「経営を伸ばしたい」との会員の要望に応えよう―。神奈川・戸塚民主商工会(民商)経営対策部会は8月20日、「経営成長セミナー」を横浜市戸塚区内で開催しました。ポスターやホームページ(HP)で積極的に宣伝したこともあり、会内外から26人が参加しました。
講師は、戸塚民商の会員でもある「汲沢オートサービス」の北原卓也代表。「縦横無尽プランニング代表」「下北沢大学実行委員」「東京都中小企業振興公社商店街活性専門家」の肩書も持つなど、中小企業の経営に通じています。
北原氏は、(1)補助金・助成金制度(2)経営に必要な集客・人材確保にはどのような方法があるか(3)民商などの集まり(コミュニティー)の必要性―についてそれぞれ20分ずつ講義。この中で、ビジネスコミュニティーとは経営者や事業者がスキルアップ、もしくは経営の相乗効果をめざす集まりであると強調。コストを考えた集客や人材確保、ターゲットを絞ったチラシの新聞折り込み、「会社の看板」としてのHPの役割について分かりやすく語りました。
参加者による意見交換会では、「知らないことが学べた」「ぜひ今後も継続してほしい」「セミナーへの意識が変わった」などの意見が出されるなど大きな反響を呼びました。
セミナー開催に当たり、民商では会報やツイッター、フェイスブックなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用して内容を広く知らせるとともに、商店街の会員にはポスターを張ってもらうなど、会外向けにもアピールしてきました。
戸塚民商では、今回のセミナーの成功を踏まえ、「中小業者の経営に役立つ、より良いセミナー」を開催していこうと、次回セミナーの検討を始めています。
全国商工新聞(2015年9月14日付)
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