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監督署の担当者招き労働保険の学習会=札幌北

 札幌北部民主商工会(民商)労働保険事務組合は4月13日、札幌中央労働基準監督署の関政広次長(労災担当)を講師に招き、春の労働保険学習会を開催。建設業を中心に、製造、小売など22人が参加しました。
 二口俊昭副会長が「春先、現場が増えてくる時期が一番事故が多くなる。しっかり勉強して、事故のない1年にしよう」とあいさつ。関次長が労災の給付保障について説明しました。現場での事故、通勤中の事故、出張先、忘年会等での事故など、実例も交え「元請けに労災は出せない、出すなら仕事はやらないなど迫られ、労災隠しは近年とても増えています。現場から声が上がれば調査もできますので、『なんかおかしいな』と思ったら相談に来てほしい」と、呼び掛けました。
 参加者からは「息子が労災事故に遭った際に、元請けから『労災を使うならもう仕事は発注しない』と言われた」「外注の労災はどうしたらいいか」と実体験に基づく質問が相次ぎ、時間が足りないほど。「元請けの労災隠しは許されない」「現場では、元請けが責任を持って外注も労災に入れるもの」など回答がありました。
 雇用保険手続きについては民商事務局員が説明。「従業員とのトラブルにつながるので、雇用契約書、賃金台帳、出勤簿、退職願等の書類の作成、保存の徹底を」と強調しました。
 学習会は十数年ぶりの開催。「知らなかったことが分かりやすく学べてよかった」と好評でした。

全国商工新聞(2015年5月11日付)
 
   

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