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税逃れの実態に怒り 森永卓郎氏招き学習=福岡県各界連

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参加者で埋め尽くされた福岡県各界連の消費税増税阻止に向けた学習会とシンポジウム

 消費税廃止福岡県各界連絡会は5月13日、福岡市内で増税阻止に向けた学習会とシンポジウムを開きました。400人が参加し、会場は参加者であふれ、椅子が足りなくなるほど大盛況でした。
 第1部の学習会では、獨協大学の森永卓郎教授が記念講演。輸出大企業が消費税を1円も負担していないことや、富裕層がタックスヘイブンを利用して税逃れをしている実態を明らかにしました。一方で、アベノミクスの下で格差が広がり、庶民への消費税負担が深刻になっている状況を詳しく話し、消費税の引き下げを訴えました。
 第2部のシンポジウムでは、野田国義参院議員(無所属)と田村貴昭衆院議員(共産)がパネリストを務めました。野田議員は「消費税は増税できる状況ではない。増税には反対。財源問題をもっと論議すべきだ」と訴え。田村議員は「導入されて30年、大企業減税の穴埋めにされてきた消費税増税は絶対にさせない」と述べました。両議員とも「増税反対の願いをしっかり受け止め、国民の皆さんと一緒に野党共闘を進めていく」と決意を語りました。
 参加者からは「消費税を取り巻く状況を詳しく聞けて、勉強になった」「大企業の輸出戻し税のカラクリや、富裕層の税金逃れの実態に怒りが湧いた」「野党間の協力や市民と力を合わせる話が聞けて、元気が出た」などの感想が寄せられました。

全国商工新聞(2018年7月9日付)
 

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