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公庫で融資2500万円実現 新工場建設し展望=沖縄・那覇民商青年部

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2500万円の融資を実現し、展望を胸に仕事に励む玉城さん

 「融資を活用して商売を大きくしていきたい」-。展望と業者としての覚悟を胸に思いを語るのは、沖縄・那覇民主商工会(民商)青年部員の玉城健志さん=自動車修理・板金・中古車販売。沖縄開発金融公庫で2500万円の融資を実現し(昨年11月20日)、新工場を建設しました。
 玉城さんは3年前に自宅の敷地を使って独立開業。地元の南城市を中心に、口コミで顧客を増やしてきました。民商に融資相談に訪れたのは2年前。「現在の自宅敷地から表通りに面したところに、分解整備を行える認証工場を作りたい」と考えてのことでした。
 一方で、認証工場の建設には約2500万円もかかることから、融資をためらう気持ちも。大西洋平事務局長に相談すると「これだけ大きな借り入れをするとなると、業者として生きる覚悟が必要だよね。一度、同年代の青年業者が集まるイベントに行ってみないか」と誘われて、「第14回全国業者青年交流会IN静岡」(2016年)にも参加しました。
 全国の仲間からの刺激も受けて気持ちを新たにし、昨年4月、これまでの実績をまとめた帳簿をもとに事務局長と事業計画書を作成。15年〜17年の顧客数と売り上げを車検、一般整備、板金塗装、車両販売に分けて整理しました。「年間30件以上仕事を増やし、利益率の高い板金塗装に力を入れる。車両販売を増やし、車検台数を安定させることで、約200万円の利益増が見込めるので、従業員を雇い、件数増にも対応することができる。レッカー業種を取り入れ、さらなる営業拡大も視野に入れる」と展望をまとめました。面談で聞かれそうなことや自己アピールするところを確認して、沖縄開発金融公庫に融資を申し込みました。
 地目変更などの手続きや公庫の担当への説明に時間はかかりましたが、希望していた2500万円満額の融資が実現。玉城さんは「希望どおりの融資が実現できて良かった。不安もあるが、工場ができて規模が大きくなるという期待の方が大きい。地に足をつけ、前向きに頑張っていきたい」と喜びと展望を語っています。

全国商工新聞(2018年1月29日付)

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