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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3180号8月10日付
相談は民商へ
青年部
 

民商青年部へウェルカム=青森県連県青協

 全国商工団体連合会(全商連)は全商連青年部協議会(全青協)の創立40周年に向け、民商・全商連運動の継承発展を図るウエルカム企画の開催を全県連に呼び掛けています。青森県商工団体連合会(県連)と青森県連青年部協議会(県青協)は7月26日、「ウエルカム企画―未来は青年のもの」を七戸町内で開催し、5民主商工会(民商)青年部から部員など15人と子ども4人が参加しました。

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商売、平和、民商について語り合った青森県青協のウェルカム企画

 岩渕正洋県連副会長が「激動の業者人生を語る」と題して講演。「高校の時は、甲子園に出場した三沢高校とも対戦した。18対0でコールド負けでしたけど」など、笑いを交えながら1時間にわたって語りました。
 民商に入るきっかけは、借金の解決だったという岩渕さん。「金を取らないで相談に乗ってくれる。なぜ関係ない人に親身になってくれるのか。当時は不思議な団体だと思っていた」と振り返りました。
 民商運動に深く関わっていくきっかけは、多くの人との出会いで、情勢を学ぶ中で社会の仕組みに気付いてきたことといいます。また、全国商工交流会に参加し、仕事への姿勢が変わりました。「これから商売する人たちには『ちょっとの努力、きつい思いをしても自分で仕事をとる』姿勢で仕事に向かうことを考えてほしい。もうけたお金は町内で使う。地域にお金が回れば景気が良くなる」と地域の中で生きる中小業者の展望を語りました。
 戦争法案と平和の問題では「92歳のおふくろが『誰も反対しなくても、戦争には声をあげて反対しろ』と言っている。民商は平和でこそ商売繁盛と平和を唱えてきた。この運動がいまの若者の心を動かしている。自信をもっていいと思う」と戦争法案反対の運動を呼び掛けました。
 最後に「商売で大事なことはもうけること。一生懸命働いてもうかれば自分も従業員もお客さんも幸せになり、地域も良くなる。そういう商売をやってほしい」と強調。「いろんなところに出て行って勉強しよう。『民商に入ってもうかった』といえる組織にしよう」と激励しました。
 県青協議長は「岩渕副会長は分かりやすく、笑わせながら人生を語ってくれてとても良かった。話を聞いた参加者も民商に関心を持つきっかけとなったと思う。今後は青森の経験を全国に伝えながら、各県で行われるウエルカム企画を青森の力にして、40周年に向け青年部を盛り上げていきたい」と語りました。
 学習の後はバーベキューを囲んでの交流会。それぞれ自己紹介し、商売や子育て、民商のことなど大いに語り合いました。
 「次は1月の県青協総会で青森市に集まろう」と約束して散会。参加者から「民商のことをもう少し勉強しようかな。歴史とか書いたのある?」「民商の仲間っていいね」「青年部も高齢化しているから、もっと若い人を連れてこよう」などの感想が出されました。

全国商工新聞(2015年8月10日付)

相談は民商へ
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