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  トップページ > 全商連の活動 > 全国商工新聞 第3315号6月11日付
相談は民商へ

 
全商連の活動
 

総会支えた県内民商 ようこそ新潟へ


歓迎行事 越後追分に後ろ髪引かれ

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朱輝の会による舞い姿に大きな拍手が送られました

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越後追分を熱唱する渡邉克子さん

 歓迎行事で、全国の参加者を“文化の薫り”で包んだのが楽踊会と朱輝の会による唄と舞いでした。
 渡部睦夫・現地実行委員長(新潟県連会長)の「越後の国、新潟へようこそ」のあいさつの後、総勢16人が、源平軍談などを素材にした相川音頭、佐渡おけさ、新潟笹だんご節など6曲を披露。楽踊会の三味線・太鼓・唄に合わせ、総理大臣賞も受賞した朱輝の会があでやかに、そして凛々しく舞う姿に、参加者も手拍子で応えました。
 会場全体を感嘆させたのが、渡邉克子さんによる越後追分の熱唱でした。後ろ髪を引かれるような哀愁漂う声と、夫と別れるさまをうたった越後追分が響き合い、「素晴らしかった」の声が相次いで寄せられました。

滞りなく運営を支え 要員の活躍

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早朝からの道案内に、参加者からは感謝の声も

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総会の熱気を伝える速報を配布する人たち

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舞台の花を生ける村上民商の石山浩さん

 新潟県連は2日間で延べ200人の要員を配置しました。
 全体会場では、受付係が「総会出席ご苦労さまです」と笑顔で代議員、評議員を迎えました。
 舞台に飾られた生花は本紙(4月23日号)で紹介した村上民商の石山浩さんが生けたもの。胎内市から1時間車を走らせてきました。大きな赤いダリアはこの日のために仕入れ、季節を先取りしたヒマワリには「全国から集まってくる代議員の皆さんに元気で明るく過ごしてほしい」との願いが込められています。
 案内係を担当したのは新潟民商と新津民商です。各支部から複数の要員を出して、2日間で延べ28人が青い法被を着て道案内をしました。
 責任者の新潟民商・松浜支部の中村勉支部長=配送=は、13の分散会会場とホテル全部を回って位置関係を確認し、どこに案内係が立てば、代議員が道に迷わないかをチェックしました。「地元の人でも分からないのに、よそから来た人はもっと分からない。代議員がホテルや分散会場に無事にたどり着けるように」と心を配りました。
 代議員からは「細かい配慮の道案内ありがとうございました。今までになかったほど、丁寧でした」「2日間とも早い時間から、至る所に道案内係が立っておられ、お疲れさまでした」などの声が寄せられました。
 分散会には53人の書記を配置。長岡民商青年部の中島竜一さん=建築=は、代議員の発言を聞き漏らさないように集中してパソコンに打ち込んでいました。「どうやって民商活動を若い世代に継承するかという意見が共通して出され、どこも同じことで悩んでいるのだなと思った。全国の民商活動の話が聞けて勉強になったし、励まされた」と話していました。
 民商の奮闘や総会の熱気を伝えた速報。責任者を務めた上越民商の藤縄康夫事務局長は「いろんな地域の代議員の声を伝え、正確かつ“よし、頑張ろう”と思って読んでもらえるような紙面づくりに心がけた。記事の書き方や見出しの付け方やレイアウトのやり方を学び、今後のニュースづくりの参考になり、やって良かった」と充実感を得ていました。

心と胃袋を「ガッチリ」 名物ズラリ物産展

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新潟の名物が並んだ物産展では、出店者との会話が弾みました

 歓迎行事とともに参加者の心と胃袋をつかんだのが、新潟名産の物産展。
 「笹だんご」を出展した有限会社さわ山は、大正初期創業の老舗。「お菓子のオリンピック」といわれる「全国菓子大博覧会」で会長賞を受賞しています。経営者の小針嘉代子さんは「楽しくやらせていただいた。民商がこんなにすごい所とは思わなかった」と笑顔いっぱい。
 日本酒を提供したのは江口屋酒店。「もう売り上げはバッチリ。2日間とも追加注文です」と破顔一笑。最も売れたのは「久保田純米大吟醸」とのことでした。新潟県農民連が出品した魚沼産コシヒカリもすべて完売。ガラス細工、紅茶・石鹸、ハーブなど、どのブースも抜群の売り上げ。紅茶マイスターでもある山際恵子さんは「こういうイベントに出たのは初めて。売り上げは『ガッチリよ』。それに全国のお国言葉も聞かせてもらい友達もたくさんできた。本当に楽しかった」と振り返っていました。

全国商工新聞(2018年6月11日付)
 

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