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  トップページ > 全商連の活動 > 全国商工新聞 第3315号6月11日付
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全商連の活動
 

来賓あいさつ

原発ゼロを新潟から
市民の思いをつなぎ、もっと女性が輝くにいがたを創る会 代表 横山由美子さん
 全国からたくさんの人が“たまたま”新潟に訪れたことに感謝します。全国注目の県知事選が始まり、池田ちかこ候補が勝てば、安倍3選はないと言われています。どうぞお力添えをお願いします。
 池田候補は、前知事が県民へ約束したことを踏襲し、さらに一歩も二歩も進んでいます。「子どもたちの未来のために5つの約束」では、(1)原発ゼロ(2)TPPから新潟の農業を守るなど真の豊かさを実感できる(3)女性の視点を生かし、子育てや介護など暮らしやすさ日本一(4)県版「給付型奨学金」充実など誰もが豊かで質の高い教育を受けられる(5)県民に最も近い“対話型県政”-の新潟を打ち出しました。
 池田候補に「お好きなものは?」と聞いたら、「ごはん」と答えるんです。棚田でコメを作っていて、田植えもすれば、稲刈りもする。フルマラソンも走ってしまう(笑)、体力ある、たくましい知事になると思います。
 福島県の私の友達は「職場に毎日行く道で、草の生えたフレコンパックを見ると鬱々とする。もう忘れたい。でも忘れないよ。二度と同じ苦しみを味わわせたくないから」と話していました。その思いに応えるためにも、米どころ新潟で原発ゼロ実現のため頑張ります。

改憲発議断念させる
全国労働組合総連合議長 小田川義和さん
 せめぎ合いが激化する情勢の下、三つのことで力を合わせたいと考えています。
 一つは9条改悪を断念させるとともに、戦争法(安保法制)を廃止させる政治への転換です。安倍政権は改憲発議強行の姿勢を緩めていません。「憲法を生かす3000万人全国統一」署名をやり上げて世論と運動の力で改憲発議を断念させなければなりません。
 二つ目は大企業中心政治の転換です。トヨタの2018年3月期の決算は、連結決算ベースで2兆4000億円と、史上最高の経常利益を上げています。安倍政権の下で大企業への富が集中し、規制緩和による不公正取引の拡大、人件費削減が労働者や中小企業を苦しめています。大企業中心の経済政策を転換させるため、統一した運動を大きく広げることが求められます。
 三つ目は原発ゼロ、再生可能エネルギーへの転換を地域経済の活性化の観点からも重視し、国政争点に押し上げることです。新潟県知事選挙の最大の争点は、柏崎刈羽原発の再稼働を認めるか否かです。
 国会には野党4党で原発ゼロ法案が提出され、市民と野党の柱として位置付けられ、来年の参議院選挙がたたかわれる可能性が生まれています。原発をなくす連絡会の運動強化に力を合わせていきたいと思います。

市民と野党力合わせ
日本共産党副委員長・参議院議員 田村智子さん
 公文書改ざん、データねつ造、隠蔽、国会での虚偽答弁、セクハラ、これらは疑惑ではなく事実として認められています。しかし、誰一人として政治家が責任を取ろうとしない。圧倒的多数の国民は総理はうそつきと思っているという異常事態です。一体、誰のための政治か、何よりも安倍首相のための政治ではないでしょうか。
 国会では、野党がかつてない一致団結へと進んでいます。異常な事態を打開するため5野党1会派の協議が行われ、過去にない共同が広がっています。
 全商連の皆さんは1951年、中小業者の自主的・民主的組織として誕生して以来、道理ある要求で共同し、政党とも力を合わせて政治を動かすという確かな歩みを続けてこられました。国民健康保険(国保)料(税)の滞納処分のひどさが告発され、私たちは国会でも質問し、非道な差し押さえをやめさせてきました。消費税10%への増税や9条改憲も安倍政権の思惑どおりには進んではいません。アベノミクスでは地域経済も中小業者も元気にはならないことは明らかです。
 憲法に基づく日本社会、新しい政治を実現するため市民と野党の力で1日も早く安倍政権を打倒しましょう。

本気で安倍退陣迫る
全国革新懇代表世話人・元東京都狛江市長 矢野裕さん
 来年にかけて、政治を変える大事な選挙が三つあります。新潟県知事選、沖縄県知事選、参議院選挙です。まずは新潟で勝利し、原発ゼロののろしを上げていきましょう。
 1週間前、全国革新懇も総会を開きました。うそのない政治の実現へ、安倍政権の退陣を迫るとともに、「憲法を生かす3000万人全国統一」署名を推進する決意を固めました。
 「戦争する国づくり」を進める安倍政権は中小業者を切り捨て、格差を広げる一方、公文書の改ざん、廃棄など国民主権をないがしろにしてきました。安倍政権の存続は国民の恥です。
 「安倍政権ノー」の1点で壮大な運動を広げましょう。地域で暮らし、営業する民商の皆さんには、安倍退陣を迫る大きな世論づくりに力を発揮してほしいと思います。
 内閣支持率は40%前後まで落ち込みましたが、小選挙区制で獲得した虚構の多数議席、会食を繰り返す大マスコミ幹部、忖度や隠ぺいの高級官僚らに支えられ、政権維持を図っています。
 相手は巨大な存在です。目の色を変え本気になって、退陣を迫りましょう。
 全国革新懇の総会で、五十嵐仁代表世話人がほえました。「安倍よ、あばよ」と。その声を広げ、1日も早く退陣を実現させましょう。

全国商工新聞(2018年6月11日付)
 

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