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森友疑惑 首相の責任明白=東京・渋谷民商

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アコーディオンの音色に残念節・観念節を乗せて宣伝する渋谷民商の参加者たち

 ♪残念、残念、麻生が残念。観念、観念、アベーは観念♪ 底知れぬ「森友」疑惑の広がりの中、東京・渋谷民主商工会(民商)は3月19日、JR代々木駅前で「残念節・観念節」を歌いながら、シール投票に取り組みました。76人が投票し「麻生財務相は辞任すべき」が86%で、「安倍首相夫妻は森友学園事件に関与」との回答は96%。財務省の公文書改ざん問題と、安倍政権の疑惑隠しに国民の怒りは高まるばかりです。

東京渋谷民商がシール投票 安倍さん観念したら 「首相夫妻は関与」96%
「残念節」を唱和

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OLや小学生たちの人垣が

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外国人も「おかしいよ」

 「森友」シール投票行動に参加したのは15人。ヘルメット姿の田中正敏会長=建築=がスタートにあたって「みなさんの怒りをシールに込め、安倍内閣の退陣に結び付けよう」とあいさつしました。
 アコーディオンを弾くのは齊藤学副会長。口上を述べた後、残念、残念、麻生が残念♪と歌うと、参加者も一緒に口ずさみながら、風刺漫画のプラカードを上下に揺らし、シール投票を呼び掛けました。
 突然、飛び込んでくる「麻生は残念」「アベーは観念」の言葉とメロディー。仕事帰りの人たちも思わず「何事か」と足を止めました。
 孫の手を引いていた品川区在住の女性は「安倍首相が関与しているのは誰が見ても明らか。もうウソはやめてほしい」と投票。江東区で事務関係の仕事をしている女性は「忖度と言っているけど、そういう状況をつくってきたのが安倍さんたちでしょう。隠し事をしていると思う」と「関与」「辞任すべき」にシールを張りました。会社員の男性は「とにかく国会の答弁はおかしい。関与していますよ」と語りました。

絶対ウソつき
 「投票は誰でもできます」「無料ですよ」「外国の方も子どもさんも大丈夫」の呼び掛けに、会社員、OL、子どもたちも次々と“投票所”に並びます。
 投票を終えた小学生姉妹は、「(森友問題について)ニュースで見て知っている。絶対ウソをついている」と語りました。
 2週間の予定で日本に観光に来たという16人のスイス人グループは宣伝行動をカメラで撮影しながら、集団で投票。通訳として引率している日本語も堪能なドイツ人のセバスチャンさんに聞くと「実は日本の政治についても少し話をしていた。だから私も投票するという話になったんだ」と、解説しました。
 歯科医院帰りという渋谷区在住の主婦は「今の政治はおかしい。この問題をトカゲのしっぽ切りで終わらせるわけにはいかない」と怒りを込めて語り、就活最中の大学生は「安倍さんが関与していたことはもう分かりきったことじゃないですか」と話してくれました。

76人が次々投票

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 わずか1時間で、外国の方をはじめ、子ども、会社員、主婦、お孫を連れたお年寄りなど76人が投票した「森友」シール投票行動。参加した渋谷民商の後藤和子さん=市場調査=は「楽しかった。それに子どもたちから外国の人までみんなしっかりした判断をもっているのにビックリした」と語り、さまざまな集会にも独自のプラスターを持って参加している大島きみ代さん=デザイン=は「外国の人から小さな子どもまでみんなちゃんと見ていますよ」と、元気に話してくれました。

全国商工新聞(2018年4月2日付)
 

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