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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第3280号9月18日付
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婦人部
 

米兵におびえず生活したい=沖縄・沖縄民商婦人部

要求スローガン(4) 辺野古新基地建設を中止し、米軍基地を撤去せよ
 「子どもたちに平和な未来をつくるため、辺野古でも、国会前でも、地域でも声を上げよう」と、沖縄から全国へ、粘り強く、あきらめないたたかいが続いています。
 在日米軍基地の再編強化を許さず、沖縄普天間基地の即時返還を求め、辺野古新基地建設の阻止、高江のヘリパッド反対、沖縄の女性や県民が苦しめられている日米地位協定の抜本的見直しを求めて、全国の業者婦人の声をさらに広げることが大切です。

石川利奈さん=エステ 沖縄民商婦人部長
 子どもが通う保育園のすぐ近くには米軍の演習場キャンプ・ハンセンがあり、毎日バラバラと散弾銃の音や爆発音がして「訓練ではなく本当の戦争が始まったのでは」と生きた心地がしません。
 昨年4月、うるま市に住む20歳の女性が元米兵により乱暴された上に殺され、恩納村の山林に遺棄されました。遺棄現場は今も花が絶えません。米兵による強姦殺人・ひき逃げなどで戦後多くの県民が犠牲になってきました。このような犯罪を生み出した米軍基地を絶対に許せない。平和でなければ、安心して商売をすることも、子どもを育てることもできません。
 8月29日、普天間基地所属のオスプレイが大分空港に緊急着陸しました。安倍政権の下では日本全体が沖縄、米軍の訓練場のようになってしまいます。
 決起集会には財政づくりをして沖縄から8人の仲間を送り出します。多くの業者婦人が集まれば、それだけ力になります。「平和でこそ商売繁盛」の声で会場を埋め尽くしましょう。

 沖縄では8月12日、「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会」が開催され、4万5000人が参加しました。知事は「工事を強行に推し進める姿勢は、法治国家という言葉には程遠い」と指摘し、新基地阻止へ堅い決意を表明しました。
 大会宣言は「辺野古新基地建設断念」「オスプレイの配備撤回」「普天間基地の閉鎖・撤回」を日米両政府に求めています。
 オール沖縄から広がった共同の力をさらに広げ、憲法を守り生かす力に結実させましょう。「辺野古に新基地はいらない」と、業者婦人の心意気を示しましょう。

全国商工新聞(2017年9月18日付)
 

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