集団申請で国保料減免=名古屋西部民商など

国保料の集団減免申請を行う名古屋西部民商などの参加者
名古屋西部民主商工会(民商)は7月24日、名古屋市中村区年金者組合とともに、国民健康保険(国保)料の集団減免申請を中村区役所で行い、民商から参加した4人全員が減免されました。
中村区役所からは国保年金課長と係長が応対しました。
参加者は「一宮市などで実施している、独自減免対象者への職権での減免を名古屋市に要望してきた。今年度は納付通知書に減免申請のお知らせが添えられ大変喜ばれているが、区役所まで来られない人もいるので、減免申請書を同封してほしい」と要望。
国保年金課長は「郵送で減免申請の受け付けができないか検討した。次年度、申請書が同封できるよう再度検討する」と回答しました。
申請書を出して20分ほどで、係長がそれぞれの減免決定を通知。Kさん=古物業=は「私は保険料が2万5000円ほど下がりました。なかなか一人では行くことができないし、下がるか下がらないかも分からないので、こうした機会はありがたい」。他の民商からの参加者は「8万円近く保険料が下がった。自分ではよく分からないので参加して良かった」「私は2000円下がった」などと話していました。
全国商工新聞(2015年8月31日付) |