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  トップページ > 金融のページ > 融資等 > 全国商工新聞 第3100号12月16日付
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金融 融資等
 

住宅ローン金利 返済月額13万円減=広島・三次

手記 宮田直さん=飲食

 広島・三次民主商工会(民商)の宮田直さん=飲食=は先ごろ、住宅ローンの元金据え置きと金利引き下げを実現し、月々の返済額を約13万円減額することができました。民商の仲間とともに、粘り強く交渉した宮田さんから、喜びの手記が届いています。

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 私は月々15万円の住宅ローンを9年間払ってきましたが、子供の養育費が重なり、返済が重荷になっていました。民商に相談したところ「2年前、民商の仲間が住宅ローンの返済軽減をした経験がある」と聞き、ぜひ自分もやってみようと行動を起こしました。
 8月初め、住宅ローンを組んだ三次農協へ電話をかけたところ、担当者は「上司と相談する」と返答。その後、連絡があり、相談シートを記入して、返済軽減と金利引き下げの検討を要望しました。
 1カ月後、農協の担当者、広島県農業信用基金協会(協会)担当者と面談し「事業の売り上げが減少し、住宅ローンの負担が大きい。高校生の子どもの養育費もかかるので減額をしてほしい」と伝えましたが、協会担当者は相談シートを見ながら「高校は授業料がかからないのにこんなに下げる必要はない」と冷たい返答。「なぜ住宅ローンだけ下げるのか。事業資金のローンを見直してみたら」と言い、引き下げに応じたくない姿勢が伝わってきました。
 実情を理解してくれない態度に怒りを感じ、2年前に住宅ローン返済軽減をかちとった高野博毅さん=紳士服仕立て=に相談。10月11日、高野さんと奥田賢治民商副会長とともに、協会と交渉し、冷たい対応への改善と返済軽減をあらためて訴えました。管理課長は「冷たい対応はしていないと思うが、そう思われないようにしていく」と回答しました。
 この交渉から2週間後、農協から電話があり、元金据え置きと金利引き下げ(2・7%が0・9%へ)が実現。月々の返済を約2万円にすることが決まり、本当にうれしかったです。
 民商の仲間には税金で困ったときにも助けられアドバイスをもらい、一緒に交渉もしてもらいました。自分一人ではできなかったし、大きな力に守られていると感じました。

全国商工新聞(2013年12月16日付)
 
   

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