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経営力アップへ熱く交流 若手経営者の会=大阪

 大阪・吹田民主商工会(民商)は7月3日、「若手経営者の会」を初めて開き、31歳から55歳までの17人が参加しました。厳しい経済状況を仲間同士の知恵や励ましで乗り越えようと呼びかけたもの。「参加者の目の色が違う」などの感想が寄せられるなど、約3時間にわたって、意欲的な議論と交流が行われました。
 同会は、事業計画書に基づく実践報告と営業活動の交流の2部構成で、第1部では、Aさん=美容=が、何度も推敲を重ねてきた経営理念と事業目的、14年度の事業計画に沿った経営実践の内容を詳しく報告。直近6カ月間の売り上げや客数、客単価の推移もグラフ化し、「客観視」できるように工夫を凝らしました。
 報告を受けたグループ討論では「事業計画書の目標に向かって実践していることはすごいこと」「税理士まかせにしていたことを反省」「自分で計画を立てて実践し、自分を客観視することが大切だと思った」などの感想や共感が寄せられました。
 一方、「フェイスブックやブログを活用して、もっと自分の店を宣伝した方がいい」などのアドバイスも出されました。

営業活動を交流
 第2部の「営業活動の交流」では、Bさん=建設機械修理=とCさん=畳店=の2人が実践報告。
 Bさんは、民商の経営交流会を通じ、お客さんと積極的に「おしゃべり」をすることを学んできたこと、その中で「特約店」の話が話題となり、実践したことでお客さんからの信頼が高まり、仕事にもつながった経験を話しました。
 Cさんは、店舗前の「展示コーナー」にあめ玉を入れた小さな鍋を置いたところ、子どもたちが集まり、それが「ゴトー畳製作所」の名前を地域に広げる役割を果たしたこと、1カ月間にかかるあめ玉代は5000円ほどになるが、「顧客を獲得する上で大切な役割を果たしている」と報告しました。

SNSの活用も
 グループ討論では、報告への意見・感想とともに、それぞれの営業活動を交流しました。
 共通の話題になったのが、HP(ホームページ)やフェイスブックやブログ、ラインなどSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の活用とその効果です。
 その場で参加者のHPを開いて、内容について助言する人も。また、先輩のまねをしてブログを更新するなかで毎日たくさんの来店者が生まれたなどの経験も出されるなど、休み時間も、商売や営業について熱心な交流が行われました。
 準備会の段階から参加しているDさん=ネット販売=は「事業計画の話は興味深かった。これからは、皆がどういう思いで、どんな工夫をして商売をしているか知りたい」と話していました。
 民商では、「若手経営者の会」の成功に向け、民商ニュースでお知らせするとともに、「若手」を対象に「お知らせハガキ」を230人に郵送するなど、会議成功に特別の力を入れてきました。

全国商工新聞(2014年8月4日付)
 
   

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