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  トップページ > 震災情報のページ > 全国商工新聞 第3123号6月16日付
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川内原発動かすな 官邸・国会前で大抗議=反原連

 「川内原発の再稼働に反対」―。1日の炎天下の中、官邸前や国会議事堂前には1万人が集まり、噴火や火砕流の危険性が指摘されている九州電力・川内原発の再稼働反対の声を上げました。首都圏反原発連合(反原連)が主催したもので、立地県の鹿児島をはじめ福島の市民や著名人らが発言し、再稼働阻止への訴えを行いました。

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国会議事堂前で川内原発再稼働反対の声を上げる官邸・国会前大抗議の参加者たち

 主催者を代表して、反原連のミサオ・レッドウルフさんは、福井地裁の関西電力・大飯原発3、4号機の運転差し止めの判決にふれ、「私たちの声が、原発を推進する安倍政権を揺るがす大きな力になっている。確信を持って抗議を続けよう」と呼びかけました。
 鹿児島生協病院の医師は、鹿児島県が5月29日に発表した、原発30キロ圏内住民の避難時間シミュレーションに対して「30キロ圏内には230もの病院がある。シュミレーションでは病人や要援護者など存在を無視している。避難する場所は鹿児島市となっているが、川内から風下に避難したらどうなるのか。福島の事故に学ぶべきだ」と怒りをあらわにしました。
 また、薩摩川内市の井上勝博市議は、再稼働に関するアンケートを市民に1万通以上を配り、約800通が戻ってきていると報告。「原発立地自治体には、関連企業も多く、反対の声を上げづらい中でも、84%の人が再稼働に反対している。福島の事故は何も収束していないのに、再稼働は許されない」と参加者に訴えると、共感のエールが響きました。

全国商工新聞(2014年6月16日付)
 
   

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