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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第2942号 9月13日付

税金 徴税攻勢
 

市税納付 延滞金の優先充当やめさせる=千葉・松戸

 滞納税金の納税で、本税よりも先に延滞金に充当された千葉県松戸市在住のSさんは先ごろ、松戸民主商工会(民商)会員の両親に相談。民商のアドバイスで松戸市に不服申し立てをし、全額を本税に充当させる成果をあげました。手記を紹介します。


 働いていた会社が2000年に解散。給料から特別徴収されていた2000年分の地方税が全額滞納になっていたのを知ったのは、その2年後でした。
 仕方なく04年に、滞納になっていた本税約20万円を一括で納税。しかし市は、便宜上の理由で納期を4期に分けており、期ごとに発生していた延滞金に充当してしまいました。
 本税が減らないため延滞金が膨らんでいくことに納得がいかなかった私は、すぐに本税への充当を希望。07年と09年にも市収納課に相談しましたが、その場では「分かりました」と言うものの、忘れたころに延滞金だけ増えていく通知書類が届くだけでした。
 しかも、収納課から連絡をするという約束は守らずに、今の勤務先に給料調査票を送りつけてきました。これにより、会社での私の評価が下がり、多大な迷惑を被りました。
 両親から民商を教えてもらい、昨年12月に相談。地方税法第20条の9の4(延滞金の基礎となる地方税の額に達するまでは、基礎となる地方税に充てる)を知り、6月2日に市に不服申し立てをしました。
 7月15日、市から「平成22年度市税過誤納金(充当)通知書」が届きました。これによると6万3700円が本税に充当されています。民商のおかげで解決できました。感謝申し上げます。

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