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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第2858号 12月8日付
 
税金 徴税攻勢
 

一方的な反面調査で1000万円の修正申告強要
取り消して謝罪せよ

「支援する会」が抗議・請願

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請願行動を妨害する税務署員に抗議する民商会員ら
 一方的な反面調査で1000万円もの修正申告を強要された埼玉・川口民主商工会(民商)のKさん=建築=は11月17日、修正申告の取り消しと謝罪を求め、「支援する会」の27人とともに川口税務署前で抗議宣伝と請願行動を行いました。

 昨年9月税務調査を受けたKさん。税務署員に帳簿類を見せているにもかかわらず、「売り上げたお金はどこにある」「隠しているのではないか」と脱税者扱いで、「時間と手間を取らせないでくれ」と修正申告を強要されました。
 Kさんは4月15日、税務署に呼び出され個室に軟禁。3人の税務署員が取り囲む下で、1000万円の修正申告に無理やり署名・母印させられました。納得できないKさんは川口民商に相談して入会。修正申告の取り消しを求める異議申し立てを行い、民商は「Kさんを支援する会」を結成しました。
 宣伝・請願行動では、税務署の門前でハンドマイクで違法調査に抗議し、出勤する署員と近隣の住宅や商店街にチラシを配布。
 参加者一人ひとりが違法な修正申告の取り消しを求める請願書を提出するため総務課に向かいましたが、玄関口には署員十数人がピケを張り、請願行動を妨害。「憲法で保障された請願権を認めないのか」との毅然とした抗議が続くなか、総務課長は渋々ピケを解除し、全員が総務課に請願書を提出しました。
 Kさんは「税務署のやり方に到底納得できません。仲間に励まされ勇気百倍です。税務署長が責任を認め、修正申告を撤回するまでたたかいたい」と決意を語りました。
   
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