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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3088号9月23日付
 
青年部
 

この手に夢を 本場の味を気軽に=広島

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手作りにこだわり
 ブラッスリーとはフランス語で「居酒屋」という意味。若野智一さんが今年1月、広島市内にオープンした「ブラッスリーワカノ」は気軽で家庭的なフランス料理の居酒屋です。コースだけではなく、単品の料理をそろえ、お客さんが持つフランス料理のイメージを覆す店づくりをしています。
 飲食店で働いていた20歳のとき、「自分の店が欲しい」と開業を決意。技術を駆使して素材をおいしく調理するフランス料理に魅せられて、毎年フランスのオーベルニュ地方サンボネ村に通い、現地の一つ星レストランで修業を重ねてきました。
 山間部の多いオーベルニュ地方は豚や鳥など豊富な肉料理とキノコが有名で、若野さんのお店でもパテやステーキなどお肉を中心に多彩なメニューを用意。手作りにこだわり、生ベーコンやソーセージ、生パスタも自分で作ります。手作りパンはソースを使う肉料理やチーズと相性抜群。料理に合うワインやビールも多種多様に取りそろえ、特にビールの種類は他店に負けない品ぞろえです。
 「フランス料理店」というときちんとした服装やマナー、高価といったイメージがありますが、若野さんは「堅苦しくも高くもない庶民の味を伝えたい」と低価格でフランスの家庭の味を提供。「フランス料理のイメージを取り払いたい」と言います。
 広島にはまだ少ないカジュアルなフランス料理をどんどん発信している若野さん。「フランス料理の良さを学んで楽しんでもらえる店にしたい」と、話しています。
 ▽広島市中区胡町3の4のB1 第2津田ビル Tel082・247・1955

全国商工新聞(2013年9月23日付)
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