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  トップページ > 全商連の活動 > 全国商工新聞 第2803号 10月22日付
全商連の活動
 
すべての民商で増勢かちとろう
第8回全国会長会議ひらく
増税・改憲阻止の運動飛躍
多彩な活動交流し勇気
 全国商工団体連合会(全商連)は6日、7の両日、千葉市内で第8回全国会長会議を開き、全国の民主商工会(民商)会長、県連会長、全商連役員ら520人が参加しました。第2回理事会決議の全面実践にとりくむ立場から、新しい政治情勢の下で、消費税増税・改憲阻止の大運動を大きく飛躍させるとともに、目前に迫った「10・28国民大集会」の成功や全商連第48回総会を展望し、この秋から増勢をつくり出す先頭に立つ決意を固め合いました。

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8年ぶりに開かれた全国会長会議には520人が参加。すべての民商がいかに増勢をかちとるかなど深め合いました
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商工新聞を手にして、組織活動を改善してきた報告をする参加者
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要求運動、班・支部建設、仲間づくりなどのとりくみを交流した分散会
 西村冨佐多副会長の開会あいさつに続いて、国分稔会長があいさつし、政治状況が変化し要求実現の可能性は大きく広がっていると強調。「消費税増税と改憲」を許さず、すべての民商が増勢をかちとるために各地域での運動を交流し、広い視野に立って、地域にどんな民商をつくるか積極的な討論をしてほしい。また、財政問題の手紙を全会員に届け大いに対話を」と呼びかけました。
 
減らさず増やす
  岡崎民人事務局長は「会長会議への報告と問題提起」で、(1)会長会議の任務(2)情勢が激動するなかで、求められる運動は(3)「減らさず増やす」持続拡大を民商の体質にするために(4)「財政確立について」の全会討議の推進‐を提起しました。
  その後、24の分散会で討論。「県内30の商工団体に4項目署名を送付し、6団体を訪問。署名の趣旨に賛同が広がっている」「青年部員が50人いるので希望が持てる。若い業者を常に意識したとりくみを進めている」「同業のクリーニング組合員ほぼ全員を読者に。記事の質問を受けることもあるので読んでいないと答えられない。まず会長が読む必要がある」「支部段階でなんでも相談会を開くようにならないと本当に地域に根ざしたものにならない。運動のカナメは班・支部建設」「5課題のうち、一つでもプラスになればプラスワンと評価し運動をすすめ、減少率が少なくなった」「平和でなければ商売ができない。政治を正していくことが必要」「市の国保料の値上げに対して、値下げを要求して署名運動をしている。3万人分を目標にし、12月議会に請願する」など要求運動から、班・支部建設、仲間づくり、財政問題など多彩なとりくみを交流しました。

増勢で反転攻勢
  1日目は4人が全体会発言をおこないました。
  大型店の出店を断念させ、大型店出店規制条例をつくらせた運動を報告した北海道・帯広民商の志子田英明会長は「まちづくりでも、地域経済でも中小業者が主人公なんだと会員の確信になった。困ったときは民商へ、の雰囲気が地域に広がっている。7年ぶりに読者・会員で増勢し、反転攻勢の足がかりをつかんだ」と発言しました。
  鹿児島県連の福田吉秀会長は「会長会議までに商工新聞読者100人を拡大して民商会長を送り出そうと奮闘した結果、113人の読者を増やした。特に県都の鹿児島民商が真剣に討議し、変化したのが大きい。攻勢に転じたい」と決意を表明しました。
  沖縄・名護民商の仲本興真会長は沖縄戦の「集団自決」での日本軍の関与を削除する教科書検定意見撤回を求める県民集会の模様を報告し感動を与えました。
  京都・右京民商の西村英弥会長は商工新聞中心の活動で財政が潤うなど豊かな財政活動について報告しました。

新たな跳躍台に
  2日目は7人が発言しました。
  まとめ報告で岡崎事務局長は「全国の運動は教訓に満ちて、感動的なものだった。民商・全商連運動に求められている組織のあり方も含めてさまざまな角度から議論され、運動の前進は会長の構えと決意が決定的なことも共通して深められた」と述べ、その上で「会長会議が民商・全商連運動の新たな前進を切り開く跳躍台になったと言われるように奮闘しようと」と結びました。
 
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