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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第2913号 2月 8日付
 
婦人部
 

中学生まで医療費無料に=薩摩川内市

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中学校修了までの医療費無料化を求めて懇談するさつま西民商婦人部
 鹿児島県薩摩川内市では2010年度から中学生までの医療費が無料化になります。さつま西民主商工会(民商)婦人部の請願が実り、12月議会で「乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」案が可決されたもので、実施は県内では初めてです。現在、申請書が対象者に送られ、受付が始まっています。
 子どもの医療費無料化の運動に取り組んできた同婦人部は「私たちの運動が実った。これで子どもが病気になっても、お金の心配をせず、安心して病院にかかれる」と喜びの声が上がっています。
 婦人部は07年4月から「小学校修了までの医療費無料化」の署名運動に取り組み、同市は08年4月から小学校入学時までの医療費無料化を決定。中学校卒業までの医療費無料化が全国的に広がる中で、婦人部は「義務教育を終えるまでの医療費無料化」の請願署名に取り組みました。
 昨年11月には日本共産党の井上勝博市議に「12月定例議会前に市に申し入れをしたい」と相談。同月27日に市民福祉部と子育て支援課と懇談することができました。
 請願署名362人分を手渡し「子どもは病状が急変し、夜中に病院に駆け込むこともある。そのときに、所持金がなかったりすることがあるので、安心して病院にいけるように無料にしてほしい」と訴えました。これに対し、市民福祉部長らは「医療機関とも話し合いたい」「議会で決まり次第、来年4月実地をめざして、対象世帯に1月には申請書を送付する」と前向きの回答をしていました。

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