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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 憲法 > 全国商工新聞 第2831号 5月26日付
 
平和・憲法
 

「9条守る」の思い熱く
憲法集会に4300人
東京・日比谷 平和を訴えパレード

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銀座までパレードした憲法集会の参加者
 「生かそう憲法 輝け9条 08年5・3憲法集会」が3日、東京・日比谷公会堂で開かれ、4300人が参加。会場は3階席までぎっしりと埋まり、中に入りきれなかった参加者も多数いました。前日には自衛隊のイラク派兵は違憲と判断した名古屋高等裁判所の判決が確定し、参加者は9条を守ろうとの思いを一段と強くしました。
 集会は幅広い団体が実行委員会を結成し、毎年、憲法記念日に開いているもので今年で8回目。政党では日本共産党の志位和夫委員長と社民党の福島みずほ党首が参加しています。
 志位委員長は「9条の会」が7000組織を超えたことに触れ、「国民世論と草の根の運動が改憲反対の国民多数の声を結集している。同時に9条だけではなく、生存権や勤労者の団結権、法の下の平等などを求めるたたかいが広がっている。平和や暮らしに憲法を生かし、改憲策動を打ち破ろう」と訴えました。
 福島党首は、名古屋地裁の違憲判決を取り上げ、「自衛隊はイラクから直ちに帰ってこなければならない。『恒久法』を年内につくろうとしているが、国民世論の力で『恒久法』制定の息の根を止め、政治を変えよう」と呼びかけました。
 賛同人の一人、音楽評論家の湯川れい子さんも激励に駆けつけ、「平和は平和のうちにしか守れない。それは私たちの責任。9条を世界の宝にしよう」と熱く語りました。
 集会後、参加者は思い思いのパフォーマンスで銀座までパレード。子どもたちも隊列をつくり、9条Tシャツを着てバケツをたたきながら「9条を守りたい」の声を上げました。
   
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