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  トップページ > 業種のページ > 料理・飲食 > 全国商工新聞 第3018号 4月9日付
 
業種 料理・飲食
 

「夜オリ」に81店舗・603人 過去最高!=長野・上伊那

 81店舗603人が参加-。8回目を迎えた「伊那夜の街オリエンテーリング」(2月29日開催)は参加店舗も人数も過去最高を記録、伊那市やビール会社も協賛するなど、伊那市の大きなイベントとして定着してきています。上伊那民主商工会(民商)と同実行委員会が主催したもので、「夜オリ」と市民からも親しまれています。

 今回も昨年に続き、伊那市が後援。出発式では白鳥孝市長が「みんなで飲みに行きましょう」とあいさつ。参加者は午後7時、集合場所の伊那市セントラルパークから一斉に夜の街へ向かいました。夜オリは事前に3000円の参加チケットを購入し、グループ(5人程度)で2時間かけて4軒のお店を回ります。
 参加店舗はスナック、屋台、回転寿司、居酒屋、小料理店と多彩。鍋を出す店、1人3品のおつまみを準備する店、飲み放題のお店も。2次会ではカラオケ歌い放題をサービスしたり、数店舗が協力し、豚汁を出す店も現れました。
 タクシー会社、代行会社、ビール会社も協賛。参加者は「毎月やって」「あのお店はサービス最高だった。2次会は決まりだね」など大喜び。参加店舗からは「来年も参加するね」「みんなの笑顔が見れて良かった」など感想が出されました。
 お楽しみの抽選会も大盛り上がり。1等(1万円1本)、2等(5000円6本)、3等(3000円20本)の飲食券が当たるたびに大きな歓声が上がりました。

連日打ち合わせ、民商全体で活動
 夜オリに向け、実行委員会は14回の会議を開催。一番苦労したのは「コース作り」で、飲食のバランスやコースの距離はもちろんのこと、過去7回のコースと同じにならないように、ひたすら地図とにらめっこ! すべてのコースが完成するまで、連日深夜まで打ち合わせが続きました。
 民商の婦人部、青年部も夜オリを全面的にバックアップ。婦人部は、チケットの販売・宣伝を担当し、当日の受け付けを一手に引き受け、青年部は、当日も会場で消費税増税反対の宣伝署名行動と民商宣伝ブースを設置。夜オリを通じ4人が民商に入会しました。
 実行委は「チケット代180万円のうち、120万円がお店の収入。2次会、タクシーなどを加えれば少なくとも500万円以上の経済効果になったのでは」と試算しています。民商と同実行委は「来年は90店舗、700人を目標にがんばろう」と、新しいスタートを切っています。

全国商工新聞(2012年4月9日付)
   
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