まちに元気 商売元気に
民商まつりに1800人

全国商工新聞 第3339号12月3日付

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懐かしい歌謡曲に合わせたフラダンスも盛り上がった前橋民商の民商まつり

 群馬・前橋民主商工会(民商)は10月21日、「まちに元気、商売元気に 中小業者が地域の主役」をスローガンに、利根川緑地ピクニック広場で、第15回前橋民商まつりを開催しました。雲ひとつない晴天に恵まれ、会員・市民1800人が交流、楽しい1日を過ごしました。
 「消費税10%中止」「平和でこそ商売繁盛」の旗が会場にたなびく中、大野豊文会長が「民商運動をはじめ、市民運動を今まで以上に高揚させ、消費税増税中止、憲法改悪をストップさせ、安倍政権を退陣に追い込みましょう」とあいさつ。中山誠二実行委員長(民商副会長)は、「平和だからこそ民商まつりが開催できます」と話し、開会を宣言。前橋市長からもメッセージが寄せられました。
 オープニングは、連続15回出演の二之宮八木節会による唄と踊り。フラサークル「プネハナメケアロハ」が「渚のシンドバッド」など、懐かしい歌謡曲に合わせたダンスを披露し、ピースコーラスの平和の歌声、富士見ハーモニカ教室の演奏、前橋アコーディオンサークルのイントロクイズ、ZEEKさんの演奏に参加者も一体となって楽しみました。
 「神さまバンド」でまつり初参加のTさんは、フォークソングをたっぷり演奏。太極拳教室の皆さんが簡化24式太極拳を共演し、参加者を楽しませました。
 南橘支部の焼きそばは、長蛇の列ができるほどの人気で、Tさん=外壁=は「焼きそばを焼きすぎて手が痛かった」とうれしい悲鳴を上げました。
 毎回人気なのは、包丁研ぎと野菜プレゼント。
 「宣伝カーの音を聞いて来たのよ」と、包丁を差し出したのは、岩神町の女性。70本以上も包丁研ぎの依頼があり、Sさん=飲食、Kさん=自動車修理=は大忙しでした。
 協力券購入者限定の野菜プレゼントコーナーは、10時前から並んで待つ人も出るほどの大盛況。担当のOさん=製造=は、「今年は野菜が高くて集めるのに大変でした」と話しました。
 健康チェックコーナーでは、群馬中央医療生協の役員が来場者の体脂肪や血圧を測定して健康をチェック。餅つきでは親子で餅つき体験。参加者はつきたて餅を口にして、大喜びでした。

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