山形・新潟で震度6
民商会員にも被害が

全国商工新聞 第3367号2019年7月1日付

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地震で屋根の一部が崩れ落ちた民家=遠藤強・山形県連会長のフェイスブックから

 6月18日午後10時22分ごろ、山形県沖を震源とする強い地震があり、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で6弱の揺れを観測しました。これまでに少なくとも21人が重軽傷を負っています。建物の倒壊、斜面の崩落、液状化による道路の隆起、ガス漏れ、停電などの情報も寄せられています。
 地震直後から、新潟、山形の県商工団体連合会(県連)・民主商工会(民商)は、会員の安否確認に回りました。
 19日昼現在、山形県連に入った情報によると、鶴岡市沿岸部の三瀬、温海の両地区では、左腕を骨折した会員や、家や店の中がぐちゃぐちゃになった店舗、テレビが落ちたホテル、自宅にひびが入った家屋や、瓦がズレたり、塀や石垣が崩れた家も出ています。
 山形県連の遠藤強会長宅でも、サイドボードから食器が飛び出し、多数の皿などが割れた、といいます。
 民商・県連では、会員一人ひとりに声を掛け、安否と被害の確認、行政への支援を求めていくことにしています。
 新潟県内で地震の揺れが最も強かったのが村上市の山北地域。会員3人がおり、瓦がずれたり、ブロック塀が壊れるなどの被害が報告されています。新潟県連は現地を訪れ、被害状況の収集に努めています。

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