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  トップページ > 震災情報のページ > 全国商工新聞 第3032号 7月23日付
 
 

17万人が「原発いらない!」=さようなら原発集会

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音楽家の坂本龍一さんをはじめ、9人の著名な呼びかけ人が脱原発を訴えました

 「原発をなくせ」を願う人たちが会場に押し寄せました。16日に東京・代々木公園で開かれた「さようなら原発10万人集会」。北海道から沖縄まですべての都道府県から17万人が参加。メーン会場のサッカー場から野外音楽堂、道路にも人があふれました。参加者の思いはただ一つ、「原発はいらない」。野田内閣に原発からの撤退を突き付けました。

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思いおもいのプラカードを掲げ、原発をなくせの声を上げる集会参加者

 集会は作家の大江健三郎さんや音楽家の坂本龍一さんら著名人9人が呼びかけたもの。第1ステージから第4ステージまで設けられ、市民をはじめ学生や宗教者、労働組合、民主団体など幅広い人たちが参加。参加者の手にはプラカードや横断幕、太鼓をたたく人、楽器を鳴らす人、踊りながら声を上げる人など思いおもいのパフォーマンスも。
 「どうしても原発を止めたい」と駆けつけた神奈川・鎌倉市のSさん。夫と2人の子どもと参加しました。「みんな同じ思いなんてすごい。小さな力でもたくさんの人たちが行動すれば、願いはかなう。勇気をもらった。大飯原発が再稼働されても決してあきらめない」ときっぱり。
 民主商工会(民商)の会員も多数参加。東京・蒲田民商の会員=電気機器製造=は、「同じモノづくりをする立場から見ても、失敗から何も学ばない東京電力の原発の再稼働は許せない。子どもたちのためにも、除染こそ最優先すべき」と怒りをぶつけていました。
 参加者は集会後、3カ所に分かれてデモ行進。国分稔・全商連会長もシュプレコールを上げ、参加者は原発をなくすまで共にたたかおうとの誓いをあらたにしました。

全国商工新聞(2012年7月23日付)
   
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