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  トップページ > 震災情報のページ > 全国商工新聞 第2997号 10月31日付
 
 

原発・放射能NO

再生可能エネルギーへ転換をアピール=群馬
 群馬県商工団体連合会(県連)、県労会議、群馬民医連、新婦人群馬県本部、群馬農民連の5団体は11日〜16日、「原発いらない」「原発からの撤退」の一点で運動を呼びかけた宣伝行動やデモ行進を展開しました。
 11日は、県中央行動として「10・11昼休みデモ行進」に取り組み、前橋公園に120人余りが参加し、デモ行進しました。
 民主商工会(民商)・県連から16人が参加。
 はっぴ姿で「原発ノー」の要求プラカードを掲げました。
 呼びかけ団体を代表して県労会議議長は「一部の金もうけの手段に原子力を使わせないようにし、再生可能な自然エネルギーの技術を生かそう」とあいさつ。各団体の決意表明では群馬県連の大野豊文会長が「原発、放射能はいらない」と力強く訴えました。
 12日は伊勢崎佐波民商はじめ6団体11人が参加し、伊勢崎市内で「原発からの撤退」を呼びかけたチラシを200枚配布しました。
 13日には桐生民商など7団体25人が街頭から「原発の撤廃」を訴え、1時間の行動で63人分の署名を集めました。「実家が福島原発の近くで大変」という女子大生が署名する姿もありました。
 15日は藤岡市で「原発を考える藤岡の会」が発足し、学習会とパレードを行ないました。
 業者や農業者、保育従事者、子育て世代の女性など幅広い層の人たちが参加し、藤岡市長からメッセージが寄せられました。デモ行進では「原発なくせ」「東電は完全補償を行え」の怒りの声を響かせました。

運転停止・廃炉へ「さようなら原発集会」=島根
 鳥取・米子民主商工会(民商)も加盟する平和・民主・住みよい米子をつくる会(米子革新懇準備会)は11日、米子市文化ホール前広場で「さようなら島根原発集会」を開き、40人が集いました。
 参加者は「原発はいらない」のプラカードを掲げてアピールし、中国電力島根原発の運転停止、廃炉を求めました。
 集会では民医連や新婦人、労働組合が福島の仲間の実態を訴えました。米子民商からは、滝根崇事務局長が「島根原発には、業者が安い賃金で下請けをしている。原発をなくし、再生可能エネルギーを中心とした地域社会をつくり、活性化させましょう」と呼びかけました。
 境港市や米子市は、島根原発から半径30キロ圏内にあり、原発事故が起きた場合、最悪の被害を受けることが予想され、30キロ圏外にある町村も安全とはいえず、市民の不安が高まっています。集会終了後、デモ行進を行い、中国電力米子出張所前で抗議のシュプレヒコールを挙げました。

全国商工新聞(2011年10月31日付)
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