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  トップページ> 共済会 > 全国商工新聞 第2903号 11月16日付
 
共済会
 

いのちと健康を守る民商共済会・多彩な運動を展開

 各地の民商共済会、県連共済会は会員加入率80%突破をめざし、全会員加入・「移行」運動をはじめ、集団健診、学習会など多彩な運動を展開しています。


加入率80%を達成
 北海道・札幌東部民商共済会

 北海道・札幌東部民商共済会は会員加入率80%を突破し(6月10日)、10月も全道の前進に大きく貢献。秋の仲間増やし運動でも奮闘しています。
 今年1月1日現在の加入率は65%と北海道内の民商では下から数えた方が早い状態でした。加入率を高めることは保険業法の自主共済への干渉・攻撃への最も有効な反撃になると行動。
 5月の常任理事会では「やるしかないんだ」と石塚隆幸孝会長が発言し、工藤一成共済会理事長(民商副会長)もほかの役員も吹っ切れたように「なんとしても80%をやり切ろう」と決意を表明しました。
 そこから猛然とスパートし、民商・共済会・婦人部が一体になり、対象者データに基づき個人別分担を決め、訪問を繰り返しました。その中で、週3回訪問し訴える、自らの突然の入院で共済制度から大きな励ましをもらった素直な思いを訴える、仕事関係のつながりをもつ会員と一緒に訪問するなど心がけました。この訪問活動の経験をニュースにし、お互い励まし合い、役員自身が「やれる」と日々確信を深めていきました。
 その結果、全商連共済会臨時総会直前の6月10日に加入率80%を突破しました。
 最大の原動力は役員が支部に対する責任と対象者を責任を持って加入させる主体性を発揮し、自覚的に取り組んだことです。


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各民商共済会の取り組みなど活発に話し合った群馬県連共済会の役員学習会

運動強化へ学習会
 群馬県連共済会

 群馬県連共済会は先ごろ、役員学習会を開き役員・専務理事など22人が参加。保険業法による共済つぶしをストップさせるための運動を強めようと決意を固め合いました。
 共済会三役が分担して全商連共済会臨時総会決定集の「常任理事会報告」と「規約・運営規定の改正案発表にあたって」を読み合わせしました。
 役員学習会は十数年ぶりの開催で、分散会では各民商の取り組み、未収や同時加入に対する考え方など幅広く交流しました。
 感想では、「あらためて共済運動とは何か。共済と保険の根本的な違いを確認できた」「同時加入を進めている民商は意気込みが違う。見習って頑張りたい」など出されました。
 県連共済会では、「全国のいのちと健康を守る学習交流会」を受け、11月29日に「群馬いのちと健康を守る学習交流会」を開催することを決めています。配偶者、家族を含めて多くの人を共済会に迎え、会員加入率80%をめざし助け合いの共済会を大きくしようと旬間も設置しています。


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1泊学習会を開いた兵庫・尼崎民商共済会

1泊で新規約学ぶ
 兵庫・尼崎民商共済会

 「助け合い共済を守ろう」と兵庫・尼崎民商共済会は10月17、18の両日、川西市の天然温泉「石道」で1泊学習会を開き共済役員11人が参加しました。
 1日目は、6月に開催された全商連共済会臨時総会決定集をもとに、前田正信理事長が「改定された規約」などについて報告。2日目は、井上信行専務理事が、共済の実務について説明しました。
 討論では「学習会で仲間意識が生まれた。年に1回ぐらい開いてほしい」「共済の内容をもっと多くの人に知ってもらいたい」「青年部と共催するボウリング大会を成功させよう」「会費の集金をたくさんしているが、会員がこちらを向いてくれるようになった」など出されました。
 2011年の保険業法の見直しに向けて「早急に会員加入率80%を達成しよう」と話し合いました。


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昨年を上回る101人が受診した奈良・橿原民商共済会の集団検診

充実の健診喜ばれ
 奈良・橿原民商共済会

 奈良・橿原(かしはら)民商共済会は10月23日と28日の両日、大和高田市の土庫病院で集団健診を行い101人の会員、従業員が受診しました。
 西川正克共済会会長をはじめ、役員が受付や身体測定などで奮闘し参加者の受診を助けました。
 昨年から自治体健診が特定健診制度になり、不十分な健診内容に。以前は自治体健診を利用していた会員が「内容の充実した民商の健診があってよかった」と話していました。また、初めて受診した会員は「日ごろは忙しくて自分の体のことは後回しになっていたが、声をかけてもらい受診できた」と喜んでいました。
 民商共済会は12月初旬に、医師を招いて医療懇談会を開催し、健診結果の見方や個々の結果について説明してもらう予定です。


過去最高の受診者
 神奈川・厚木民商共済会

 神奈川・厚木民商は9月27日から1週間、第13回集団健康診断に取り組み過去最高の136人が受診しました。
 初日の参加者は81人。朝8時から医療生協あつぎ診療所に会員や家族・従業員などが続々と集まりました。受付や署名などは婦人部が協力、血圧や身長・体重測定などは役員が案内に立ちました。待ち時間には「56条の署名をお願い」「商工新聞を読んでくれる人を増やしてよ」と役員が声をかけます。
 受診者が増えている背景は、3年連続で会員・商工新聞読者が増勢になっていて新会員の参加が目立つこと、家族・従業員も含めた集団健康診断がいのちと健康を守る共済会の取り組みとして定着していること、婦人部も含め民商全体で推進していることなどです。


請求実務も学んで
 三重・鈴鹿民商共済会

 三重・鈴鹿民商共済会は10月18日、改正された規約の学習会を開き新役員2人を含め12人が参加しました。
 保険業法の規制から助け合い共済を守るたたかいを振り返りながら、「班会があまり開かれていないから、会員訪問と班や支部での集まりを増やし、目くばり、気くばり、心くばりの運動を進めないといけないですね」「入院・休業見舞金の連続3日以上への改正で、最近では退院を早く迫られるので、多くの人を助けてあげられる」など話し合いました。
 請求についての学習は「事務のしおり」から共済金の内容と請求の仕方について学びましました。共済金の内容の説明で入院見舞いの期間計算では、参加者みんなが理解しようと質問が相次ぎました。
 田中清重理事長は「この3年間の助け合い共済を守りぬく壮大な運動を会員に知ってもらい、共済運動を一緒に推進しましょう」とあいさつしました。
 新役員は「入院見舞金制度など優れた制度を知らせていきたい」と話していました。

   
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