全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > つぶされてたまるか!10・22集会 > 全国商工新聞 第2853号 11月3日付
 
つぶされてたまるか!10・22集会
 

つぶされてたまるか!10・22集会
「下げろ燃油」「上げるな消費税」中小業者が決起


各地参加者の感想

 目標達成して
熊本・天草民商は読者と会員目標を達成して集会に参加しました。「この離島で中小業者として生き残っていくために、自分たちの民商をどうするかが問われている。署名や拡大の呼びかけでも強調し、その思いが伝わったから活動が広がった」とY会長=電気工事=は話します。

 10署名を達成
静岡・沼津民商の班長をしています。7人の班ですが、10・22集会に向けて1会員10署名の目標で取り組み、380人分を集めることができました。
 「私がハッパをかけたわけではないが、誰からともなく、自然に集まり、それが、とてもうれしかった」と抱えた署名に満足そう。

 民商の出番
○「署名、会員、商工新聞の三つの目標をやりあげたぞー」とこぶしを突きあげたのは山形・鶴岡民商の代表。民商の出番を実感したのは役員先頭に市内20の業者団体を訪問したことでした。石材組合や菓子組合、旅館組合など、初めて賛同を寄せる団体もありました。

 11団体を訪問
北海道・札幌中部民商は5人の代表が参加。札幌市内の三つの民商と市内11の業者団体を訪問し、集会への賛同を呼びかけてきました。
 副会長は「どの団体でも歓迎され、原油などが高騰して大変という点で一致。政府への対応を訴えていた。商工新聞も増えて、定期的に訪問して民商を知ってもらうことが必要だと実感しました」と話しました。

 仲間がいる
奈良・天理民商のUさん=針金加工=は、舞台で群馬県連の仲間が紹介した「一人で悩まず」の立て看板に感動。
 義父の借金を背負いながら商売をし、利益はわずなか生活費を残してすべて返済に充てました。自宅に入った民商のチラシを持ってわらをもすがる思いで相談に。自己破産をせざるを得ない状況でした。「民商に入会して、いろんなことを学び、自分たちだけのせいだけじゃないことも分かった。こんなに大勢の仲間がいる。みんなで助け合って、厳しさを乗り越えたい」と実感していました。

 世の中変わる
○6月に入会し、国税庁交渉に参加した盛岡民商のIさん=リサイクル=は「納税の猶予を認めてほしい」と訴え、直接国に働きかける場があることを知って驚いたといいます。
 「国や行政機関は国民が無知なことをいいことにやりたい放題。私の知り合いが経済苦で3人も自殺した。もう限界。一人ひとりが声を上げれば世の中きっと変わるはず」と話しました。

 消費税許せん
○沖縄民商のSさん=鉄筋工=は、昨年秋に入会。2日前に参加することが決まり、なにがなんだか分からないうちに会場に着いたら、大勢の人が集まっていてびっくり。「下げろガソリン!上げるな消費税!」のスローガンが気持ちにぴったりでした。
 「資材は6年前に比べると上げ幅が4倍。元請けに工賃を追加してほしいと何度も頭を下げて、どうにか踏ん張った。消費税の支払いは重い。上げるなんて、冗談じゃない」と怒りの声を上げました。
   
  ページの先頭