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東北地方太平洋沖地震の緊急情報(9)

2011年3月19日
全商連東北地方太平洋沖地震対策本部
本部長  国分 稔

県 連  御中

東北地方太平洋沖地震の緊急情報(9)

 その後の情報についてお知らせします。

岩手 岩手県連が県から「救急車両」の許可をとり、17日、肝江民商からトラック2台が大船渡民商と陸前高田民商へ出発。会員さんが集めてくれた食料、乾電池、灯油、ひげそり、米、りんご、タバコなどを積み込みました。大船渡民商とは衛星電話で連絡。民商では554人の会員のうち無事が確認できたのはまだ30人、毎日安否確認に奔走しています。(県連ニュース)

宮城 〈仙台民商〉津波に襲われた仙台市、とりわけ東部道路の東側から海岸までの一帯が深刻です。「津波の高さが15メートルにもなって押し寄せてきた。振り向いたら土煙かと思ったが水しぶきだった。必死で農道を走って逃げた。生きた心地がしなかった」「事務所も居宅も流された。兄も甥もいまだに行方不明だ。この5日間一度は商売止めようかと思ったが従業員の事を考えたら自分の勝手で商売止められないと思った。従業員の家族も犠牲になったし、行方の分からない家族を抱えている。とにかく頑張るから今後とも宜しく」と会員さんは語っています。東部工業団地やキリンビール周辺も瓦礫の山、産業道路も車が折り重なって続いている。今週中に幹線道路は走れる見通しですし、ガソリンなどの燃料も・商品・物資も入ってくるとの事、励ましあってガンバロウ!(18日、県連ニュース)

福島 相双民商の紺野重秋さん(全商連常任理事)が福島原発事故の影響で避難していた二本松市の避難所から民商事務所に到着。全商連に連絡が入りました。3月末の全商連常任理事会に「仲間の助けも得てなんとか出席したい」と話しています。

◇青年部役員からも続々連絡が入っています。
 全青協幹事の青木雄大さん(青森・弘前民商・建設土木) なんとか生活をしのいでいる。ガソリンは何時間も並んでやっと10リットル確保。元幹事の松橋さん(八戸市)も無事と聞いている。(17日)
 全青協幹事の針生泰浩さん(宮城・仙台民商・電気工事) 若林区の内陸部の家は大丈夫だったが、物がくずれて片付けに追われている。電気は復旧した。(17日)
 全青協元幹事の小村田欽章さん(岩手・花巻民商・自動車板金塗装) 自分も周りの業者も仕事ストップ。燃料も材料も入ってこない。沿岸部はまだ民間ボランティアが入れる状況ではないらしい。(17日)
 全青協元幹事の増田健吾さん(福島・郡山民商・プラスチック加工) 大手の仕事がストップ。従業員もいる。震災保障を求めたい。燃料も今あるだけ。家は大丈夫だったが、周りには半壊も多い。福島第一原発から60キロ。(17日)


全商連三役先頭に街頭募金訴える
 全商連は17日、JR目白駅前で国分稔会長はじめ三役・事務局25人が募金を訴え、約30分で67,310円が寄せられました。若い女性は「洋服を送ってあげたい」と話して1,00円を募金箱に。中年女性は「頑張ってください」と5,000円札を募金。20代男性も必要な分を分けて、財布の中身全部を募金しました。若いカップルなども募金しました。

全商連が東電に抗議と要請
 東京電力福島原発の事故で福島県中心に大量の避難者が出ていることから、全商連は18日、東京電力に対して、住民を守る措置を緊急にとるよう、左記のように申し入れました。

◇福島原発放射能漏れ事故から住民を守るための対応について

〈要望事項〉
  • 1、原発事故に関連して住民が退避している各避難所に東電の担当者を配置し、食事、暖房、入浴など、避難者の要望も聞き、生活の苦痛をやわらげるためのきめ細かい支援を行うこと。
  • 2、避難生活の長期化が避けられないことから、一定長期間の生活が可能な移住先を斡旋し、生活一時金を支給すること。

※この連絡は県連のみに送っています。各民商、県連役員、民商役員のみなさんに送付をお願いします。

   
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